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ようやく雨が止みました。
でも、天気予報が言うほど暖かくありません。
なんとなく憂鬱な練馬・板橋です。
『FPの家 K邸』
生憎の天気ではありますが、それでも現場作業は進んでいます。
軒先を飾る『アルミ製の雨樋』。
シームレス(継ぎ目の無い)雨樋のため、ジョイントの役物もなくスッキリしたシルエットが特徴です。
継ぎ目がないから、そこから漏水することもありません。
雨樋って、経年劣化で継ぎ目からの漏水が結構あるんですよね。
竪樋への注ぎ口には『落葉ネット』が被せてあるので、竪樋が詰まることもありません。
軒樋はスッキリしているのに、竪樋のデザインがイマイチだとは思うんですが・・・。
雨樋の施工も終わり、現在足場絡みの電気および給排水配管を施工中です。
明日はいよいよ足場撤去の日。
青いメッシュシートも外れて、白い外観を見ることが出来ます。
晴れればいいなぁー。
室内では、『カルクウォール』の施工が行われています。
外壁に採用したスイス漆喰は『カルクファサード』でしたが、LDKの天井・壁にはカルクウォールを採用しているんです。
前者と異なり、後者は既調合品です。
バケツを開けたら、中身を良く攪拌するだけで使えます。
色を付けたい場合には、色粉を混ぜるようになっています。
カルクウォール1缶に対して色粉を1缶入れることで、上記のような色を楽しむことが出来ます。
でも、色粉も自然素材です。
その都度微妙に色が異なります。
将来汚れや破損で塗り替えたくなった際に、色違いがあるのも考えものでしょ・・・。
以前に採用した際には、あまりの色違いにびっくりした位です。
だから白をお勧めしています。
カルクウォールとカルクファサードの施工方法はあまり変わりありません。
こんな感じに施工します。
①下地の石膏ボードの目地にパテ処理を行い、継ぎ目を平滑にします。
②下地の上にミネラル下地をローラーで塗布します。
下地が木材の場合には、ミネラル下地を塗る前に灰汁止めシーラーの塗布が必要です。
③下地が乾燥したら、カルクウォールを鏝で塗って仕上げます。
書くと簡単そうなんですが、やってみるとかなり大変です。
実は私も経験者の一人です。
自宅のリビングを妻と2人で仕上げました。
もう、やりたくないですね・・・。
えっ、仕上げのほどですか?
聴かないでください・・・。
天井にローラーでミネラル下地を塗っている様子を撮ってみました。
ミネラル下地の塗られた石膏ボードを撮ってみましたが、きれいに写りません。残念!
この上にカルクウォールを塗ります。
こんな感じになります。
上がミネラル下地、そして下がカルクウォールです。
ビニールクロスにも似たような柄がありますが、比べてみると全然違います。
スイス漆喰は帯電しないので、いつまで経っても埃を引きつけません。
強アルカリ性のため、カビも寄せ付けず空気をきれいにしてくれます。
紙クロスと同様に吸放湿し、ビニールクロスのように結露することもありません。
ほんのわずかですが、蓄熱効果も期待することができます。
やっぱり自然素材はいいですよね。
ビニールで養生されていますが、キッチンの施工も終わりました。
この後は、紙クロスの施工に入ります。
posted by Asset Red
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