blog
今日の練馬・板橋も暖かいですよー。
でも移動中の車の中は、既に弱冷房。
だって、車のガラスは日射遮蔽なんて考えていませんから・・・。
パッシブ設計も無ければ、高断熱・高気密も無い。
ひたすら冷暖房設備に頼った快適性って、まるでハウスメーカーの家みたいですよね。
『FPの家 Y邸』
春を感じます。
現場近くの空き地では、菜の花が咲き誇っていました。
白い蝶もヒラヒラしています。
狭い範囲だけなんですけど・・・。
今日は地盤改良の準備として、杭芯を出してきました。
先日のSS試験(スウェーデン式サウンディング)の結果、「地盤改良が必要」という判断になったからです。
もっとも、結果は判っていました。
なにしろ現場の前にある緑道の下には、河が流れています。
いわゆる暗渠です。
地盤が良い訳ありません…。
おそらく、改良中も水が出るだろうなぁー。
今回も、いつも採用している『柱状改良』を行います。
直径60cm×4.0mの改良体を26本設置する予定です。
夕方、改良業者の工事担当者との立ち会いを行いました。
まずは図面を基に
ベンチマークの確認
設計GLの確認
境界の確認
改良体天端のレベル確認
等を行います。
そして、地縄を張ります。
地縄とは、建物の壁中心線を敷地に記した縄です。
実際は水糸を使って示します。
釘頭が建物の隅(壁の中心線の交点)、赤い糸が建物の中心線です。
隣地境界線からの離れ距離の確認も行います。
次に改良体の位置を測り、改良体の中心(以下、杭芯)をマークします。
赤い水糸の内側の穴は、先日のSS試験の際にロッドを挿した穴です。
建物の4隅と建物中心に挿しますが、まあまあの精度という所でしょうか。
ピンクの布の付いて釘が杭芯となります。
水糸から210mm内側になっています。
えっ、何故杭芯が壁の芯じゃないのかって?
弊社の場合、基礎の外側は中心から90mm外側になります。
直径60cmの改良体の中心を壁の中心に合わせると、改良体の大半は基礎よりも外側に出ちゃいます。
90+210=300mm(改良体の半径)
210mm内側にすれば、外側にはみ出ないでしょ。
杭芯が内側にずれているのは、外周部だけなんですけどね。
暗くなる前に、全ての杭芯を出す事ができました。
地盤改良は、水曜日に行います。
雨天順延です。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分