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今日も暖かいですね。
練馬板橋でも花粉もブンブン飛んでいる様子、廻りは大きなマスクをした人でいっぱいです。
『FPの家 M邸』
外壁のラス網施工が無事完了しました。
ラス網とは、そもそもモルタルの剥落を防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。
モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応する為、亜鉛メッキ鋼板を原料としたものが主流になっています。
今回採用した藤川建材工業の通気ラスは、こんなラス網です。
ラス網自体は『リブラス』に分類されるようですね。
1枚のサイズは900mm×1880mm、1枚当たりの重量は1.75㎏あるそうです。
ラス網にはいくつかの種類がありますが、代表的なものの特徴は以下の通りです。
①波型ラス
波のように凹凸をつけることにより、モルタル厚を確保でき耐震性能、防火性能の向上が計られます。
窓廻りなどの補強の際にはモルタルの塗り厚が大きくなりやすいのが欠点ですが、その分、網自体が錆びるのを抑える効果があります。
湿式工法による外壁のモルタル下地として幅広く使用されています。
②メタララス(平ラス)
一般住宅の内外壁材用のモルタル下地として広く用いられていますが、モルタルの塗り厚が薄い為、錆やすく耐震性能・防火性能上問題が残ります。
③リブラス
鋼板に切り目を付け、二次加工でリブ付け及び展開引伸ばしによって製造するメタルラス。
剛性をもたせるためにリブをつけたもの通常はリブの出っ張っている部分を家側に向け、リブの部分を留め付けます。
そうすることにより下地にしっかりと留め付けられ、モルタル厚を確保でき耐震性能、防火性能の向上が計られます。
ラスの部分が、モルタルの中に入りやすくなり、さびにくくなるという特徴は波型ラスと同様です。
反対に、リブの部分以外は留めにくいという欠点もあります。
出・入隅部分は、巾225mm程度に裁断したラス網を縦折りにして留め付けます。
ラス網の取付は下から上に行い、継手は必ず胴縁の上で行います。
横方向に継手は千鳥とし、30~60mm程度重ね合せるようにします。
また縦方向の継ぎ手は50mmとします。
留め付けは指定のステープル(V0625RC)を使用し、太いリブ部分を縦胴縁に固定します。
固定間隔は横455mm、縦150mmが基本です。
なお、補助胴縁への留め付けは行えません。
モルタル塗りは明日から行います。
まずは下塗りから・・・。
天気が続くことを願います。
給水管の取出しも無事終わりました。
メーターボックスの設置も完了。あとはメーターの取付を待つばかりです。
ガスの引込工事を残している為、私道部分は砕石でストップ。
公道部分の仮復旧は終わっています。
posted by Asset Red
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