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毎月29日は『肉(に・く)の日』なんだそうです。
今日は、おいしい肉料理でも食べようかな・・・。
『FPの家 Y邸』
地盤改良を行いました。
建物下の地面に孔を明け、セメント系固化材と水を注入し、土と攪拌して固め、柱状の固い地盤をつくる工事です。
工事に先立ち、写真のような『オーガー』を地面に挿します。
所定の深さまでオーガーを回転&挿入し、土のサンプルを取るのが目的です。
『土質確認』といいます。
今回は0.5~5.0mまで50cm刻みで採取し、それぞれのpHを測りました。
pHは『水素イオン(H+)濃度』を表す指数で、0〜14の数値「0(酸性)〜7(中性)〜14(アルカリ性)」で表されます。
pHは4.8~6.4でしたから、中性から弱酸性というところでしょうか。
特に問題はないようです。
こんな機械を使います。
そして先端は、こんな形状をしています。
羽根のサイズは直径60cm。
先端から固化剤が噴射され、羽根がくるくると回って土と固化材(以下、スラリー)を攪拌します。
1.0㎥入りの袋に入った固化材です。
全部で9袋、つまり9t分使いました。
直径60cm×長さ4.0mの円柱×26本の体積は29.39㎥です。
固化材の添加量は300㎏/㎥となっていますから、合計8.8t。
9tなら、問題ありません。
さあ、改良開始です。
杭芯を確認し
杭芯にヘッドをセットして
ヘッドを回しつつ、スラリーを吐出します。
深さ4.0mの間を何回か上下の往復をし、最後に設計GLから350mm下がったレベルで天端を平らに仕上げれば完了です。
天端の直径は60cm、問題ありません。
現況地盤が高い部分は、その分天端が地面より深いところで仕上げなければなりません。
わかりにくいかも知れませんが、深い部分の天端を撮ってみました。
こちらの天端径も60cmで問題ありません。
削孔の上に土を被せて、作業完了です。
そして今日は、土を鋤取りました。
地盤改良で発生した余分な土や、基礎の下になる部分の余分な土を重機を使ってダンプカーの荷台に運びます。
地面に書かれたチョークラインは、基礎外周部の増し打ちラインです。
この内側の土を鋤取ります。
元々の地盤が高かったので、かなりの量の土を場外に排出しなければなりません。
3t車×14台分、凄い量でした。
途中で顔を出す改良体天端を傷つけないように丁寧に鋤取ります。
鋤取り完了です。
遣り方を行うのは、2日の月曜日となります。
天気が良いのはありがたいのですが、あまり暑くならないといいなぁー。
posted by Asset Red
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