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今日は『エイプリルフール』の日。
嘘をついても良い日と言われています。
英語の “April fool” は、4月に騙された人を指すそうです。
日本語では直訳で『四月馬鹿』、漢語的表現では『万愚節』、中国語では『愚人節』と呼ばれるようですよ。
起源は全く不明なんだそうです。
その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし4月1日まで春の祭りを開催していました。
1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用。
これに反発した人々が、4月1日を『嘘の新年』とし馬鹿騒ぎをはじめたのが起源とも言われています。
しかしシャルル9世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で『嘘の新年』を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまいました。
処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていたそうです。
フランスの人々はこの事件に非常にショックを受け、フランス王への抗議と、この事件を忘れないために、その後も毎年4月1日になると盛大に『嘘の新年』を祝うようになりました。
これがエイプリルフールの始まりです。(ウィキペディアより)
ウソという訳でもありませんが、我が国における家づくりには色々と隠し事が多いですよね。
そもそも、現在の住宅行政は戦後の焼け野原から始まったそうです。
とにかく、住む家を確保するのが目的です。
雨露さえ凌げればいい。
そんな感じだったんでしょうね。
いつの間にか、大手ハウスメーカーなんて『世界的にも珍しい存在』が跋扈し行政と関係を強めて現在に至ります。
他の先進国に比べて著しく低性能で長持ちしない家をつくり続け、いまや住宅のストックは余りに余っています。
新しい住宅をわざわざつくる必要なんて、既にないのかもしれませんね。
古いものに手を加えて、必要性能を確保すれば良い。
それが出来ないのであれば、一旦チャラにして『必要性能を満たした家』に限って新築を認めるしかありません。
こんなことは、ずいぶん前からわかっていました。
でもそれが実行されることもなく・・・。
平成17年に厚労省から発表された『脳血管疾患の都道府県別年齢調整死亡率』というデーターです。
寒い家=体に悪い家
という事実には触れないで
漬物や味噌汁などによる塩分の摂り過ぎが原因とばかりに、塩分摂取を減らそうとしていました。
北海道の死亡率が少ない理由を、どう考えていたんでしょうか。
ついつい
寒い家=熱橋の多い家=気密性の低い家
しかつくれない方々の抵抗じゃないの。
なんて、勘ぐってしまいます。
ある意味、『情報統制』ですよね。
某国と大差ありません。
でもネット社会の熟成が確実に、こうした状況を変えています。
心配なのは、情報の氾濫です。
間違った情報もたくさん流布されていますから・・・。
一時期、『食育』という言葉がもてはやされました。
最近では『服育』なんて言葉が世間を賑わしていますが、もっと『住育』を充実させなければいけないと思います。
様々な経験から『住』に関するあらゆる知識とそれを選択したり、見抜く力を習得し、健全で健康、安心な住生活を実践することができる人間を育てることを住育(じゅういく)いいます。
(一般社団法人日本建築プロデュース協会や一般社団法人住まい教育推進協会などで主に定義されているようです。)
小学生のうちから正しい住宅を知り、その選び方を学ぶ。
ついでに木について正しい知識を学ぶ『木育(もくいく)』も行って欲しいと思います。
木でつくった暖かい家の良さを知る。
そして、実際に体感してもらう。
体験に勝る知識はないそうです。
posted by Asset Red
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