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今日は、灌仏会(かんぶつえ)。
お釈迦様の誕生日です。
日本各地のお寺で、お釈迦さまの生誕を祝う法要が行われます。
花まつりの方が馴染みが深いかもしれませんね。
花まつりでは、釈迦が誕生した時の姿を表現した誕生仏に甘茶をそそいで祝ったりします。
俗謡『かっぽれ』の囃子詞(はやしことば)の一節、「甘茶でかっぽれ」の方が有名かもしれませんね。
お釈迦様=さとりを開いた人=『ブッダ』
長い修行の末に人生につきまとう苦しみのメカニズムを解き明し、苦しみから解放されるための智慧を生涯を通じて人々へ伝え広めた方と言われています。
その中には『寒い家から解放されるための知恵』もあるのでしょうか?
残念ながら、お釈迦様の教えに疎い私にはわかりません。
よく見掛けるイラストですよね。
比較的薄着です。
暖かい地域にお住いの人なんでしょうね。
生誕地にはインド節・ネパール節の2つがあるようです。
衣・食・住の中でも、衣と住に関してはそれほど苦労していないのかもしれません。
ところで、
寒い家で我慢する=苦行=修行のひとつ
となるのでしょうか?
ときどき、『暖かい家に住むと堕落する』なんて言ってる方いますよね。
「昔は寒い朝に裸で乾布摩擦をしたものだ。」
とか
「修行僧だって、寒い冬に裸で滝にあたってるじゃないか。」
・・・。
身体を鍛える為
精神を鍛える為
に寒い家に住むなんてあり得ないですよね。
心身を鍛えたいならば、別の方法を考えるべきだと思います。
世界保健機関(WHO)が考える健康を規定する要因を挙げてみました。
ここでは『住居』が第2位に挙げられています。
日本人も、もっと住居の質を考えるべきだと思います。
耐震・耐久・温熱環境・空気質・採光・採風等々。
結果として、健康・快適な住居で家族とのんびりした生活を楽しむ・・・。
住宅ローンや高い光熱費の支払いに追われる事もなく、通院や投薬にかかる医療費の心配もない。
銀行や電力会社、石油資本に渡るお金を大幅に削減できるから無理に長時間働く事も無くなります。
ストレスも減るでしょうね。
化石燃料の消費も減るから、地球環境も良くなります。
様々な悩みに解決の糸口を見出してくれたお釈迦様ではありますが、こうした解決策があるとは思いもしなかったでしょう。
こんな事を書きながら、「今日は甘茶でも飲んでみようかな」なんて考えてみました。
posted by Asset Red
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