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今日の練馬・板橋の空はどんよりと曇っています。
気温もそれほど高くないし、雨も降って来ました。
明日は暖かくなるようですが・・・。
『FPの家 M邸』
完成に向けて、最後の蒙チャージが続いています。
先日の現場打合せで変更になった畳コーナーの天井も、ようやく終わりました。
梁型に突板合板を被せ、本物の梁のように見えます。
外壁の吹付も完了しました。
今回採用したのは『ジョリパット・ネオ』。
下塗材も
寒水石も純正品を使っています。
今回は、珍しく外壁に郵便受口を設置しました。
弊社としては初めての取組です。
室内側の箱と扉で気密を確保しなければなりません。
オシャレだし、外に出ることなく郵便物が取れるので便利だけど、長い目でみてキチンと気密が取れるのか少し心配です。
今後の経過観察が大事ですね。
雨樋も意匠性を考えて、樹脂製のものを採用しました。
2階では、クロス屋さんがコツコツとクロス工事を行っています。
出隅部分にコーナーテープを貼り、ボードの継ぎ目にはファイバーテープを貼ります。
そしてファイバーテープおよびコーナーテープの上や、ボードビスの上にはパテを詰めます。
パテにも種類があり、粗目・細目と順を追って使い分けています。
パテが乾いたら、サンドペーパーを掛け平らに均します。
いよいよ、クロスを貼り始めました。
今回採用したのは『オガファーザー』。
森の木々を有効に利用してつくられる、体にやさしい天然壁紙です。
基材はドイツ製の再生紙とウッドチップ(木片)です。
塗装を施す事で長期に渡るメンテナンスが可能で、ヨーロッパの住宅やホテルなどで180年以上前から使用されています。
その特徴は以下の通り。
1. 調湿性があり通気性も良い為、カビが発生しにくくなります。
2. 一度貼れば生涯張替え不要!汚れたら何度でも塗り替えが出来ます。
3. 自然塗料デュブロンで仕上げると、漆喰のような仕上がりになります。
デュブロンは100%天然素材でできた自然塗料です。 これを塗装する事で静電気を防止し、埃がつきにくくなります。
4. 健康を害する有害物質を一切含みません。
5. 木や紙を燃やすのと同じで、残材を燃やしても有毒ガスは一切出ません。
6. 建築バイオロジー国際機構に合格した最高級エコロジー品質です。
スモール・ミックス・ラージの3タイプある中の、一番チップが大きいラージにしました。
慣れた様子で手早く施工する職人さん。
いつもオガファーザーばかり手掛けているだけありますね。
話を聞いてみると・・・。
「ラージは久し振りです。」
「以前のものよりも、貼りやすくなった気がします。」
確かに、以前のものよりもチップが小さくなったような気がしました。
ビニールクロスに比べると、チップの分厚くなります。
雑巾摺や出隅部分が心配でしたが、問題ないようですね。
きれいに仕上がっていました。
もうしばらく掛かりそうですね。
クロスが貼り終わったところから、デュブロン塗装を行います。
『良い家は一日にして成らず』
完成目掛けて頑張ります。
posted by Asset Red
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