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今日の練馬・板橋は暑いですよー。
『FPの家 Y邸』
1階床および2階壁のFPウレタンパネルが搬入されました。
弊社の場合、1階床につきましては厚さ100mmの床パネルを土台上に敷き並べる工法が一般的です。
でも今回は玄関アプローチを考え、少しでも床高さを抑えたいという想いから『ESパネル』を使った工法を採用しました。
ESパネルは厚さ105mmのウレタンパネルです。
4周に木枠があり、この中に硬質ウレタンフォームが充填されています。
裏表はクラフト紙のみ、根太等は入っていません。
3.0尺×3.0尺の格子状に組んだ土台及び大引の中に嵌め込み、その上にネダノン合板を敷き込みます。
片や床パネルは厚さ12mmの構造用合板とウレタン断熱材、そして根太および木枠で構成されています。
そしてこれを、土台および大引の上に敷き込みます。
現場に積み上げられたESパネルを撮ってみました。
木口を見ると、品番が書かれています。
これを、パネル図面の通りに配置し、嵌め込みます。
実際に嵌め込んだところを撮ってみました。
ESパネルの裏表、そして木枠に防蟻剤を塗布します。
こちらは、2階用の壁パネルです。
こちらにも木口に品番が書かれています。
パネル図面の通りに配置し、ウレタン掛矢で叩き入れます。
柱間寸法とパネル寸法の差はわずか2mmしかありません。
そして、その両サイドには写真のようなウレタンスポンジが貼ってあります。
スポンジを潰しながら、少しづつパネルを叩き入れる。
これが実に根気のいる作業なんです。
凄い音もします。
近隣からの苦情を気にしながらの作業、毎度の事とはいえドキドキものです。
この作業を2日間、そして1階用パネルが搬入されて、もう2日間続けます。
そしてこの後、アルミテープによる気密処理を行います。
外壁合板も貼らなきゃならないし、樹脂サッシの取付もあります。
まだまだ先の話です。
気になっていたので、屋根の上に上ってみました。
そう、透湿ルーフィングの事です。
よく見ると、重ね部分とそれ以外の部分の色が違うんですね。
何やら文章が書いてあります。
「ご注意 重ね部は滑りやすいためご注意ください。
タッカー針は重ね部(☓印が目印)と屋根周囲部にのみ約150mm間隔で施工してください。
指定場所以外にタッカー針を施工した場合は、防水テープで覆ってください。」
どうりで・・・。
タッカーの打ち方が少ないなーと思っていたんです。
納得です。
釘穴シール性は高めているけど、重ねの無い所には念のため打たないでね。
という事なんでしょう。
こうしておけば、2枚の透湿ルーフィングの上にしか穴は空いていません。
安心です。
ついでに端っこを捲ってみました。
3層になっているようです。
でも、カタログのイラストを見ると4層の筈・・・。
黒が表面不織布でしょ。
そして真ん中の白が透湿防水層と特殊止水層なのかな?
薄いから、剥がれないのかも・・・。
そして下の白いのが裏面不織層だと思います。
念のため、捲った部分には後で防水テープ貼っておきます。
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