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昨日の午後は、『FPの家南関東グループ』の役員会に参加してきました。
今年度の事業を具体的に決めなくてはなりません。
もうすっかり顔なじみの役員たちと活発な意見交換を行いました。
そして、その後はエクスナレッジの編集者との書籍事業の打合せ。
FPの家と普通の高断熱・高気密の家との違いを経験談を交えて話し合って来ました。
今回の書籍は女性目線を大切にしたいと考えています。
それなのに、話が『気密性』に及ぶといきなりヒートアップ!
マニアックな話が盛り上がる、盛り上がる・・・。
C値測定を義務付けているFPの家のスタンスは、建築業界の中でも認められている筈。
でも、ある程度の気密性が確保されていれば問題なし。
C値競争は不毛!
なんて意見も時々見聞きするんですよね。
思わず、言っちゃいました。
「気密性能も経年で劣化するんですよ。知っていますか?」
「C値1.0で満足していたら、10年後には1.4位になっているかもしれない・・・。」
「そうなったら計画換気も機能しないし、暖かい環境もそうでなくなるかも?」
「地震による気密性能の劣化だってバカにならないんですよ。」
寒い家は低気密と低断熱が原因です。
寒くて暖房エネルギーの消費は大、でも意外と結露は少ないんです。
低気密のまま高断熱にすると、どうなるでしょうか?
暖房エネルギーの消費は少なくなります。でも内部結露の危険が増大!
建物にとっても良くありません。
では低断熱のまま高気密にすると、どうでしょうか?
暖房エネルギーの消費は若干減ります。
でも表面結露の危険が増大!
やはり高断熱・高気密化が必要です。
エネルギー消費も減るし、内部結露の危険も減ります。
その代わり、計画換気が必要になります。
伝えたい事はたくさんあります。
こんな話をいかにわかりやすく、簡単に伝えることが出来るのか・・・。
書籍化って思った以上に難しいですね。
色々と勉強できそうです。
posted by Asset Red
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