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近大/岩前先生のHEAT20におけるパワポ資料の中から一部を抜粋させていただきました。
この時期、気になるアイツの話です。
さて、問題です。
①閉め切ってエアコンを稼働する。
②通風を行い、拭き掃除をする。
③閉め切って、ほったらかしにする。
カビの生えやすい順に並べてみましょう。
答えは以下の通りです。
③→②→①
次の問題です。
お風呂を使った後
①窓を開けて、室内に風を入れる。
②窓を閉めて、換気扇のスイッチを入れる。
カビが生えやすいのはどちらでしょうか?
答えは以下の通りです。
①の方が②よりもカビが生えやすい。
皆さんの持つイメージとは違う結果になったかも知れませんね。
カビ対策って、意外に難しいんです。
ある程度の温度・湿度があって栄養になるものがあればすぐに繁殖してしまう・・・。
カビの胞子は空気中に存在します。
室温をカビの生育温度から外すという対策には無理があります。
飛び散った石鹸カスや垢・ふけも栄養になっちゃうし・・・。
湿度を50%程度にコントロールできればいいんですが・・・。
例えば食パンの場合・・・
気温28℃/湿度80%に保った環境であれば、約3日でカビが顕微鏡で確認され、翌日には目視確認できるそうです。
湿度を変動させるのであれば、50%の時間が1日に半分以上あればカビは生えにくくなるようです。
住宅に使われる建材であれば、食パンよりも1週間程度カビの生える時間が長くなるそうですよ。
カビが生えないようしたければ、まずは『窓を開けない』ようにするのが一番のようです。
posted by Asset Red
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