樹脂窓

今日の練馬・板橋は雨?曇?

なんだかはっきりしません・・・。

『FPの家 Y邸』

外部作業が進まなくて困っています。

通気胴縁&防虫ベンツの施工は終わりました。

バルコニー腰壁天端のL型通気ライナー取付も完了。

バルコニーの水切施工も完了し

軒天ボードを張り

防火換気口も設置済み。

でも、まだ防火破風板や軒下の軒天ボード施工が残っています。

梅雨とはいえ、本当に困っています。

ラス網の施工に移れません。

どうしよう・・・。

室内では、窓枠の取付が始まりました。

窓開口と窓枠の隙間、見えるでしょうか?

10mm程度開いています。

ここに、現場発泡ウレタンを充填します。

上イラストは先日の見学会に貼り出したもの。

窓廻りのウレタン処理の様子を示しました。

これから行うのが、上イラストのベージュ色の部分です。

ウレタンは空気中の湿気と反応します。

だから一度に充填するウレタンの厚さはせいぜい3cm程度とし、総厚さがそれを越える場合は多層吹きとします。

また1日の施工厚さは、80mmを超えないものとします。

あまり厚くすると発熱反応による熱の蓄積で内部にスコーチが発生し、燃焼する危険性があるようです。

また湿気不足で発泡不良となり、連続気泡が増えたり施行後のクラック発生要因ともなります。

以前から再三書かせて戴いていますが、硬質ウレタンの耐久性は表面の硬い層(スキン層)により担保されています。

キメの細かいスキン層がある事で、ウレタン内部の不活性ガスと空気の置換が行われにくくなります。

だから多層吹きをした方がスキン層が何層も出来るので経年劣化が少なくなる訳です。

石膏ボードの裏側までウレタンを充填し、表面をアルミテープで覆い、最後に石膏ボードを貼ります。

これで窓廻りの気密&断熱施工はようやく完了となります。

今回採用した樹脂窓は、エクセルシャノン製の樹脂窓です。

Y社の樹脂窓と違い、窓枠用のアングルが付いていません。

 

写真はユニットバスの入口サッシの窓枠納まりを撮ったもの。

アングルの内側に窓枠を挿し込み、付属のビスを留めるようになっています。

アングルがないと施工が面倒なんですよね。

だから、写真のような樹脂アングルを用意します。

そして、これを切断し、樹脂窓に取付け、窓枠を挿し込みます。

こんな感じに納まります。

再三、樹脂アングルの設定を要望しているんですが中々実現されていません・・・。

早く出てほしいなぁー。


明日はお施主様立ち会いの元、気密測定を行います。

C値&隙間特性値nがいくつになるのか?

ドキドキしています。

posted by Asset Red

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