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またしても、大きな地震が起きました。
被災地の方々の安全を願うばかりです。
でも、決して対岸の火事ではありません。
耐震性の高い建物をつくるのは、私達建築に携わる者として義務だと思います。
耐震等級3以上をクリアできる家づくりをさらに徹底したいと思います。
でも、それだけでいいのでしょうか?
木材は天然素材です。
多くの食品と同様に、ある一定の条件が整えば腐ってしまいます。
ましてや住宅の構造材は長期に渡り自然環境の中に晒される為、意外に小さなトラブルが腐りの被害に繋がります。
木材の腐りとは『菌(腐朽菌)』が木材に住みつき、木材を分解する事です。
腐朽菌とは、木に根付いて育つカビやキノコの仲間です。
大まかに言えば褐色腐朽菌と白色腐朽菌の2つに分類されます。
また、腐朽菌の繁殖条件は以下の4つです。
①水分(湿度)
②温度
③酸素
④栄養(木材)
上記条件のうち、温度と酸素のコントロールは難しいと思います。
従って、その対策は水分と栄養を絶つこととなります。
①風通しを良くする事
②防腐処理を行う事
木材が腐ると、臭いを発します。
この臭いはシロアリを誘引し、蟻害の発生に繋がります。
腐朽菌やシロアリの被害にあった木材は、急激に強度が低下します。
せっかく地震に強い構造にしても、こうなってしまえば意味がありません。
初期強度の維持が出来る家=耐震性の高い家
つまり
腐朽菌・シロアリに強い家=耐震性の高い家
こんな基本的なことを忘れている方々が大勢いるようです。
腐朽菌・シロアリに強い家の第一歩は
雨漏り・内部結露の無い家をつくる事だと思います。
弊社では、『FPの家』を通じて、耐久性&耐朽性の高い家づくりを引き続き行っていきたいと思います。
『無結露50年保証』があなたの家を自信から守ってくれる筈です。
posted by Asset Red
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