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高性能住宅を創業以来作り続けている弊社では、樹脂サッシをお勧めしています。
「樹脂ってプラスチックでしょ?」
「劣化しないの?」
時々、聞かれることがあります。
やはり、アルミの方が樹脂よりも長持ちするイメージが強いようですね。
樹脂とは合成樹脂のこと。
調べてみると、こんな事が書かれていました。
合成樹脂を材料とする製品は化学的・電気的に安定していて金属材料のような腐食による劣化は起こりにくいのが特徴です。
しかし、雨樋の変色や脆化・熱水管の変形や破損に見られるように紫外線や熱・一部の化学物質が材料固有の性能を低下させる原因になります。
確かに、退色した樹脂製雨樋をよく見掛けます。
大丈夫なのかな?
不安になる気持ちはわかります。
でも、ご安心ください。
論より証拠です。
築21年を迎えた弊社OB宅の写真をご覧ください。
外壁のメンテナンス依頼を受けた際に撮影しました。
サッシ廻りのシーリングに亀裂が入っているでしょ?
サイディングのチョーキングも始まっていました。
当然サッシの退色も始まっています。
弊社に残る設計資料を見ると、新築当初はフレーム・網戸ともにブラック色でした。
若干の退色はありますが、樹脂フレームの方が黒いですよね。
アルミ製の網戸の退色にびっくりです。
メーカーに聞いてみると
「現在の製品は塗装の品質が上がっている為、これほど退色する事はありません。」
との事。
それにしても凄い退色ですよね。
もちろん、両者とも退色以外の劣化は認められませんでした。
同じ位の築年数を経た弊社OBのお宅でも、同様の退色具合になっています。
へぇー、樹脂の方が退色しないんだぁー。
初めて見た時は、感心したことを覚えています。
「樹脂サッシに使われるアクリル樹脂は耐候性が高い。」
とは聞いていましたが、これほどとは・・・。
だから、自身をもってお勧めできます。
樹脂サッシがアルミサッシに比べて経年劣化が早いという事はありません。
posted by Asset Red
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