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昨日は、高濃度ホウ酸による全構造材処理が行われました。
一般的には『防蟻処理』と言います。
でも高濃度ホウ酸処理は、木材腐朽菌や白蟻などの木材劣化を抑制する効果が高いので『木材劣化対策処理』と言うようにしています。
現場に来てくれたのは、こんなポロシャツを着た方々。
ホウ酸施行士の面々です。
車の中には、透明な液体の入ったポリタンク。
そしてボレイトシール、ホウ酸の入った防蟻シーリングです。
基礎の打継部にある巾止め金具はシロアリの通り道になりやすいので、予めボレイトシールで塞いでおきます。
一般的な防蟻シーリングには、殺虫剤が混入されています。
その効果か3~5年なんだそうです。
でも、ホウ酸入りシーリングの効果はずーっと続きます。
これで、ひと安心です。
一般的に防蟻処理と言えば、イラストの濃い色の部分に防蟻剤を塗布&散布します。
でも、今回行っているのは薄い色の部分を含んだ全構造です。
高濃度ホウ酸水溶液を、たっぷりと塗ってもらいました。
ホウ酸は雨水等で溶脱しないように注意しておけば、その効果はずーっと続きます。
だから、施工後の雨養生が大切です。
よって、しっかりとブルーシート養生をさせていただきました。
暑い夏には、風も入らないし厳しいですよね。
でも、仕方ありません。
この後、FPウレタンパネルの納品後にもう一度来ていただきます。
パネルの木部全てに、高濃度ウレタンを噴霧しなければなりません。
posted by Asset Red
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