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『FPの家 K邸』
高濃度ホウ酸による全構造材処理を行った現場です。
このところの雨&強風で、雨養生の為に取付けたブルーシートもボロボロ。
バタバタと風に煽られ、躯体にもそれなりの量の雨の滴も伝ったと思われます。
従来の合成殺虫剤のように有効成分が揮発せず、いつまでも効果が続く。
健康被害も少ない。
などのメリットがあるホウ酸ですが、その取扱いには留意すべき点がいくつかあります。
①高濃度がポイントです。「1度ではなく、乾いたら2度目を吹く」が基本です。
②そして、決して雨に濡らしてはなりません。溶けて流れる『溶脱』が一番怖いんです。
そこで、ホウ酸チェッカーを購入することにしました。
ホウ酸チェッカーは、ホウ酸が性能基準以上の処理が施されているのかどうかを見極める為のツールです。
確認箇所に数回スプレーし、5分ほど待てば黄色から赤に変わります。
ホウ酸が2500ppm以上存在していることが条件です。
それ未満であれば反応しません。
つまり、溶脱している箇所は赤くならない訳です。
再処理する必要があります。
通常は手に入れることが出来ません。
でも、私は『木材劣化対策アドバイザー』です。
購入することができるんです。
こんなボトルに入っています。
30ml入り、某醤油ボトルのように空気に触れない構造になっているらしい・・・。
主成分はクルクミンらしいですよ。カレー粉です。
酸化しない工夫なんだとか。
入手次第、シュッシュして確認したいと思います。
posted by Asset Red
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