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エアコンによる冷房の仕組みは、簡単に言うとこんな感じです。
室外機にあるコンプレッサーで空気を圧縮して暖かくしたり、膨張させて冷たくします。
この熱を室内機に運び、熱交換器で室内空気を暖めたり冷やしたり。
冷房であれば、空気を冷やす過程で結露水が発生します。
結露のメカニズムを改めて説明する必要はないでしょう。
これを受けるのが『ドレンパン』、そしてここに溜まった結露水を排水するのがドレンホースです。
溜まった結露水にカビが生え、これがホースに詰まると排水不良を起こし、漏水が発生します。
この時期、たまにご連絡戴く『エアコンからの漏水』はこうして発生します。
これを防ぐためには
①フィルターの清掃をまめに行いましょう。
メーカーに聞いてみると、2か月に1回程度の清掃を推奨しているそうです。
フィルターは室内空気に含まれる埃や菌が内部に侵入することを防いでくれます。
これを怠ると、送風機や交換機にカビが生えてしまいます。
②送風機や交換機についたカビを除去しましょう。
ただし、無理に行うと機械を壊してしまいます。
綺麗に出来ない時には、専門業者に依頼することをお勧めします。
この時に、ドレンパンを清掃する事もお勧めします。
過酸化水素水等を使って配管内部の除菌するのも効果的なんだとか・・・。
ドレンパンに『薬用石鹸ミューズ』のかけらを置いておくと良いそうです。
菌の繁殖を防げるそうですよ。
でもドレンパンって、簡単に掃除できるようになってないんですよね。
自分で掃除できるようになっていればいいのに・・・。
カビの生育条件は適度な湿度と温度、そして空気です。
人間にとって好ましい環境は、カビにとっても好ましい環境となります。
とにかくエアコン内部にカビ菌を近づけないこと。
エアコンの漏水を防ぐには、これに限るそうです。
ちなみに、エアコンで回収された熱は全て室外に廃棄されます。
だから、夏の室外機は熱気でムンムンです。
当然外気温は上がります。
室内の湿気だって排出されます。
夕方になっても、涼しくなる筈ないですよね。
エアコンをつけなければ熱中症が怖いし、つければ外気温が上がる・・・。
その為には、最小限のエアコン利用で快適に暮らせる住まいが必要です。
地球温暖化を防ぐための『住まいの高断熱・高気密化』は必須だと思いませんか?
posted by Asset Red
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