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毎日暑いですねー。
『日本も温帯から亜熱帯に変わっていく』という話がありますが、どんどん信憑性を高めている気がします。
STOP地球温暖化!
我が子、我が孫のためにも、なんとかしないといけません。
『FPの家 K邸』
シュッ・シュッ!してみました。
「えっ、何のことかって?」
コレですよ、コレ・コレ。
『ホウ酸チェッカー』です。
雨に濡れた柱
床合板
バルコニー下の梁等に噴霧してみました。
実に簡単です。
色んな所にやっちいました・・・。
でも、しばらく結果を待たなければなりません。
ちょうど、そこにJIOの検査員がやって来ました。
そう、これから躯体・金物検査があるんです。
30分程度の時間ですが、しっかりと見ていただきました。
「かなりしっかり気密処理をしていますが、お施主様の意向ですか?」
今日が初めての検査員でした。
色々と質問をしてきます。
FPの家を知らないようですね。
「弊社では、C値0.6㎠/㎡を必要性能だと思っています。仮に経年劣化で隙間が増えたとしても、それを超えないように新築時C値は0.3㎠/㎡を下回るようにしているんです。」
言っちゃいました。
「許容応力度計算による耐震等級3クリアは勿論、HEAT20のG2グレード並みの断熱性能と気密性能をクリアするのが弊社の拘りなんです。」
「へぇー、凄いですね。」
「写真撮ってもいいですか?」
「現場がきれいだから、写真も撮りやすいですね。」
特に問題ありませんでした。
検査員の方に挨拶をして、ホウ酸チェッカーの色を確認します。
柱は問題なし。
赤く変色していました。
2500ppmのホウ酸濃度を留めているようです。
バルコニーの床合板は変色していません。
不合格となります。
ブルーシート養生をしていましたが、不完全だったようですね。
バルコニー下の梁も不合格です。
強い風で、シートが破けてしまい、濡れたのが原因だと思われます。
雨に濡れると溶脱する場合がある。
ホウ酸の弱点が出てしまいました。
その他の場所は問題無し。
次は、バルコニー廻りの養生を工夫しないと・・・。
早速、日本ボレイトの方に来てもらいました。
今回は、ホウ酸水溶液に白い液体を混ぜています。
「それ何ですか?」
「溶脱防止剤です。混ぜると溶脱しにくくなります。」
「へぇーっ、それが・・・。」
「当然、成分は非公開なんですよね?」
「・・・。」
早速、窓にマスカー養生をして噴霧を開始しました。
ホウ酸溶脱による再処理を、バルコニー廻りに行いました。
ついでに、玄関とポーチの間の巾止め金具にボレイトシールも充填。
ホウ酸が入っているので、穴を塞いでおけばシロアリの侵入を防ぐことが出来ます。
これにて、木材劣化対策工事完了です。
すぐに防水シートを張らないといけませんね。
posted by Asset Red
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