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この季節、室内の湿度は徹底的に下げたいですよね。
除湿機を使ったり、エアコンを除湿モードにしたり・・・。
でも、忘れてならないのは『家の中で発生する水蒸気』なんです。
4人家族であれば、1日に発生する水蒸気量はおよそ10㎏。
その発生元は以下の通りです。
下グラフでは、1時間当たりの発生量を『g』で示しています。
炊事
洗濯
料理
私達自身の呼気や発汗
観葉植物
水槽やペットの飼育
ごくごく普通に暮らしていても、水蒸気って出続けているんです。
空気を目で見ることはできません。
その重さは、温度や湿度によって変わります。
標準状態と呼ばれる0℃・1気圧の状態の空気1リットルの重さは、約1.2gなんだそうです。
例えば気積400㎥の家であれば、空気の重さは480㎏にもなります。
室温26℃/相対湿度60%時の絶対湿度はおよそ12.6g/㎏DA。
この時、480㎏の空気に含まれる水蒸気量はおよそ6㎏になります。
ここに10㎏もの水蒸気が加わったら大変です。
当然、換気&除湿が必要になります。
あっ!
ここで言う換気とは、第3種換気のような水蒸気交換を行わないモノを指しています。
水蒸気交換を行うタイプの換気システム(例えばロータリー式全熱交換タイプ)の場合は、換気をしても水蒸気量は意外と変わりません。
この場合は、レンジフード等を利用して換気を行うのが良いと思います。
レンジフード換気って熱交換しないし、風量も多いから省エネではありません。
結局除湿って、結構お金がかかるんですよね。
話が脱線しそうです。
湿気は元を絶たなきゃダメ!
というお話でした。
posted by Asset Red
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