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夏本番です。
近所の商店街では、打ち水をしている人を見掛けることが多くなってきました。
個人的にお世話になっている弊社近くの居酒屋さんでも、昨日から軒先にミストが設置されていました。
水道水を霧状にして噴霧する装置です。
涼しげで良いですよね。
設備投資も必要だし、水道料金だってそれなりに掛かると思われます。
「少しでも涼しくしたい!」
そんな思いが感じ取れます。
夕方に撮ってみました。
気温は35~6℃というところでしょうか?
西日が当たるのか、壁は思いの外高温になっています。
気温低下に貢献出来ているようですね。
下を通ると、なんとなく涼しく感じることが出来ます。
でも、打ち水やミストの効果ってどうなんでしょうか?
たしかに水が蒸発する際の気化熱により、気温を下げる事が出来ます。
でも、空気中の水蒸気量を増やしています。
つまり湿度を高めていることになります。
よし!『不快指数』を使って比べてみよう。
不快指数は1957年にアメリカで考案されました。
夏の蒸し暑さを表す指標で、気温と湿度から算出されます。
以下のページで簡単に算出することが可能です。
是非、ご確認ください。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1202883065
気温35℃/湿度60%の時の不快指数は『86.9』、評価は『暑くてたまらない』となります。
ミスト効果で気温は2~3℃下がると言います。
でも気温が下がれば相対湿度は上がります。
(詳細は拙ブログをご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/assetfor/e/0e6e8ef5beebf6c08b08c9792baca767)
気温32℃/湿度71%というところでしょう。
この時の不快指数は『84.6』、評価は『暑くて汗が出る』となります。
おっ、少し快適になってる。
でも、噴霧している訳ですから湿度はもっと上がる筈ですよね?。
仮に湿度が80%まで上がっていたらどうでしょうか?
気温32℃/湿度80%の時の不快指数は『86.1』、評価は『暑くてたまらない』になってしまいました。
でも、少しだけ快適になっているようです。
湿度が84%以下であれば、わずかではありますがミスト効果を期待できるようですね。
昨日は湿度計を持っていませんでした。
残念!測れば良かった。
今朝の湿度は90%をわずかに下回る程度です。
昨日のミスト直下よりはジメジメしていると思います。
84%以下って、微妙ですよね。
posted by Asset Red
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