見学会の準備を少しだけ・・・

今日も暑いですね。

でも、昨日に比べると少し涼しくなっています。

明日は、32℃くらいになるんだとか・・・。

少しは、息がつけそうですね。

でも、32℃でひと安心なんておかしくありません?

すっかり暑いのが常態化している・・・。

『FPの家 K邸』

今週末に行われる『構造現場見学会』に備えて、少しずつ準備を始めました。

現場は今、こんな感じです。

FRP防水はきれいに仕上がっています。

気密施工を現在進行中。

ちょうどいいタイミングで皆様に見ていただけそうです。

当該現場は、高濃度ホウ酸による全構造材処理を行っています。

アメリカカンザイシロアリの被害が心配な地域に近いんです。

だから今度の見学会でも、その事について触れてみたいと思っています。

その一環として、こんなモノを用意をしてみました。

コレ、何だかわかりますか?

ペットボトルに入った少し濁った水らしきもの・・・。

なんとなく、『アク〇〇〇ス』にも似ています。

実はコレ、ティンボアPCOを溶かした水溶液なんです。

ティンボアPCOは、木材保存処理用途に加工されたホウ酸塩粉末をお湯で溶解させ、水溶液として木部処理に用いる製品です。

弊社では、コレを単に『高濃度ホウ酸』と呼んでいますが・・・。

そして、無垢板と刷毛も用意しました。

さあ!これから、ちょっとしたDIYタイムです。

刷毛を使って、無垢板の半分に高濃度ホウ酸を塗り付けます。

塗り終わったら、天日に良く当てて乾かします。

下半分に塗ったのが、良くわかるでしょ?

無垢板は、余った押入床用の桐板を使いました。

乾いた無垢板に、高濃度ホウ酸を二度塗りし再度乾かします。

そして、これを現場の壁に貼り付けます。

さて問題です。

何に使うんでしょうか?

   ・

   ・

   ・

残念でした。

答えは秘密です。

現場見学会に来てくれればわかる事ですから・・・。


そして、もうひとつ準備をしました。

一般的に使われているグラスウール16Kを間仕切り壁に施工してみました。

耳付き断熱材をそのまま使用しています。

あまり良い施工例とは言えません。むしろ悪い見本だと思います。

写真は、普段良く見る室内側を撮ったもの。

今回は、普段見る事の出来ない外壁側を見ることも出来ます。

一般の方はご存知ないと思いますが、断熱材って色々と工夫しているんですよね。

それを見て貰いながら、説明をさせて戴きます。

そして、すぐ傍にはFP壁パネルを施工してみました。

双方とも、見学会の為に用意した『ナンチャッテ施工』です。

見学会が終われば、取外してしまいます。

双方の気密工事を比較してみようと思い、作ってみました。

上の部分は、留めていません。

だから、ウレタン掛矢を使って『壁ドン体験(プチ)』が出来ます。

いつもの壁ドン体験ほど迫力ないですけど、それなりに気分を味わうことができると思います。

今日の所は、ここまでです。

残りの準備は見学会前日に行う予定です。


見学会当日は、毎度お馴染みの『ウレタン迷路』も行います。

暑い盛りの見学会です。

でも、冷房は用意していません。

だから、より建物の性能を確認することができるでしょう。

「やっぱり暑いですね。」

と、なるのか?

「意外と暑くないんですね。」

と、なるのか?

ドキドキします。

構造見学会って、良いと思います。

完成してからでは見ることの出来ない部分をたっぷりと見ることが出来ます。

断熱材に触ったり、柱を叩いたりする事だって可能です。

続く・・・。

posted by Asset Red

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