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昨日、弊社OBより電話戴きました。
「エアコンから水が・・・。」
奥様が色々と説明してくれるんですが、イマイチ意味が通じず・・・。
早速今朝、様子を拝見しました。
エアコンの前にはバケツが置かれ、そこには10リットルくらいの水が溜まっています。
「昨夜からの水です。」
「凄いでしょ?」
確認してみると、ドレンホースからの排水は結構あります。
室内機自体は全く濡れておらず、内部を覗いてみると送風機もカラカラ。
フィルターは綺麗だし、熱交換器も綺麗です。
フィルター自動洗浄って、結構使えるんですね。
故障時の費用が高いので、あまりお勧めしていませんでしたが考え直さないといけないかも?
どうやら、羽根の先で結露しているようです。
室温設定は25℃。
風量は最低になっていました。
室内の湿度は80%。
そして羽根先の温度は20℃くらいだと思います。
生憎、放射温度計を持っていませんでした。
風量が少ないのも、問題ですね。
設定温度を26℃とし、風量を上げさせていただきました。
「これで様子を見てください。」
「大丈夫です、ドレンパンの排水不良による水漏れではありません。」
第3種換気システムを採用している築15年のお宅です。
外気を自然給気口から導入する為、外気の環境に湿度が左右されてしまいます。
35℃/60%の外気を28℃に下げれば、湿度は90%。
26℃に下げれば100%近くになってしまいます。
当然エアコンから吹出される風は設定温度よりも低い訳ですから、今回のような事もあり得ますよね。
室内の湿度を下げるためのエアコンですが、かけ方を間違えると結露を招く結果になります。
エアコンって便利ですが、上手に取り扱うのって結構難しいですよね。
posted by Asset Red
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