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弊社が何故『木の家』に拘るのか?
その理由の一部はここにあります。
以前にも何回かご紹介しているデーターです。
ネタ元は伊藤他 静岡大学農学部 報告(1987)/素材の異なるケージでのマウスの生存率と成長となります。
木製・金属製・コンクリート製の飼育箱でマウスの生存率と成長率を比較した実験です。
もちろん、温度や湿度などの基本条件は同じになっています。
それぞれの生存率は以下の通りとなりました。
木製 85%
金属製 41%
コンクリート製 7%
島根大学総合理工学部の中尾哲也教授がまとめた論文の内容も強烈でしたよね。
団地やマンションなどのコンクリート造集合住宅に暮らす人と、木造住宅に暮らす人の平均死亡年齢を比較すると、前者の方が後者よりも約9年も早死にしていたそうです。
また、住宅の木造率が高い地域ほど平均寿命が長いことが全国調査で立証されているようです。
成長率に関しては以下のように極端な差はないようですね。
木製
金属製
コンクリート製
の順になっています。
様々な理由が考えられているようですよ。
その中のひとつがストレスです。
「森を散歩すると気分がいい。」
という話を聞いたことがあるでしょう。
これは木からでる『フィトンチッド』と呼ばれる成分のためだと言われています。
フィトンチッドを使った実験から、3つの結果を以下にしめしたいと思います。
ご覧ください。(宮崎良文1996より)
香り成分と血圧低下の関係を示しています。
フィトンチッド効果が高いことがわかります。
脈拍乱れの減少も同様です。
『森林浴がストレス対策に有効』ということを否定するなんてできません。
『木の家はストレス対策に有効』であることも確かだと思うんです。
現代はストレス社会と言われています。
木の家の果たす役割の大きさを改めて考えてみたいと思いませんか?
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