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雨が降ったり、止んだり・・・。
天気が安定しません。
台風の影響なのかな?
湿度が高いのが原因らしいですけど。
『FPの家 K邸』
瑕疵保険会社による防水検査が行われました。
信じがたい事なんですが、未だに瑕疵事故の9割近くが雨漏りなんだそうです。
その内訳は以下の通り。
外壁とサッシの取合い部
外壁と屋根の取合い部
外壁と笠木の取合い部
の3つの合計で83%を占めるようですね。
わかるような気もするし、わからない気もします。
何をいまさら!
って感じですよね。
検査員による検査時間は概ね30分程度です。
建物の廻りをグルグル回りながらヒヤリングを織り交ぜつつ、現場の納まりをひとつひとつチェックしていきます。
必ず防水シートに手を当てて、感触を確かめて歩いているんですよね。
どうやら、防水シートの重ねを確認しているようです。
例えば、防水シートの横継ぎ目は90mm以上の重ねが必要です。
写真のようにシートには点線が描かれていますから、ここに合わせて張ればOKです。
また縦の継ぎ目も90mm以上(金属サイディングの場合は150mm)の重ねが必要です。
重ねがあれば、手で触ればわかります。
どうやら、コレを確認しているようです。
窓廻りの防水テープも同様です。
ちゃんと貼ってあるかどうかは、触ればわかります。
止むを得ず電気配線が防水シートを貫通するような場合は、配線廻りに防水テープを貼るなどの対策が必要となります。
弊社の場合は、線を下から上に立ちあげるようにして上部をストレッチテープ処理にしています。
上から線を持ってくると、線ずたいに水がテープ内に侵入する危険性が高いですからね。
検査中は手に防水テープを持っています。
検査員の後ろを歩きながら、ステップル廻りの穴が大きい所や防水シートが破れている所が無いか確認しているんです。
あれば、その場でテープ処理します。
事前に確認しているので何も無いこともありますが、たまに見つけることがあります。
防水シートは最後の砦です。
いい加減な施工をしていると、万が一の時に漏水するかも知れません。
施工業者に頼ってばかりいられません。
だから弊社は、瑕疵保険の防水検査(追加外装検査)を受けるんです。
受ければ、それなりに費用は掛かります。
検査を受けなくても、漏水時に保険を使って修理することができます。
でも・・・。
保険が下りるから大丈夫
ではなく
漏水が起きない施工である事を瑕疵保険の検査員と一緒に確認する
その為の瑕疵保険だと思うんですよね。
みなさんはどう考えますか?
posted by Asset Red
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