東京の30年間

今朝は涼しかったですね。

『暑さ寒さも彼岸まで』

こんな昔からの言い伝えも過去の物、最近は違って来たよね。

なんて話をしていたばかりなのに・・・。

ところで、最近の東京って昔と比べて暑くなっているのかな?

湿度はどうなの?

なんて疑問を感じ、ネットを覗いてみると見つけました。

暮らしっく不動産

真夏の東京の気温は上昇傾向?  30年間のデータを見てみた

というページです。

徳留康矩さんが書いています。

下記にリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください。

https://www.kurachic.jp/column/1775/

気象庁のデーターを元に、東京の7・8月の気温と相対湿度を30年間分まとめてくれています。

助かる~。

そのデーターを拝借させていただきました。(感謝!感謝!)

まずは気温データーです。

微妙な感じ・・・。

思ったほど暑くなってないのかな?

徳留さんの調べによれば、7月・8月とも気温上昇が認められているようです。

8月の場合、平均気温が27.2℃→27.9℃と0.7℃上昇しています。


そしてこちらが相対湿度データー。

こちらは明らかに上がっています。

でも徳留さんの調べによれば、7月・8月とも湿度上昇は認められていません。

 8月の場合、平均湿度はともに72%。意外です。

 でも相対湿度ですから、気温が上がれば湿度は下がる筈ですよね。

だって、空気中に含まれる水蒸気量は気温が高い程多くなりますから。

お馴染みの空気線図をご覧ください。

気温27.2℃/湿度72%と27.9℃/湿度72%で比較しました。

30年前の8月の平均です。

絶対湿度16.4g/㎏DA、不快指数は77.4となります。

 そして、それから30年後の8月の平均です。

 絶対湿度17.1g/㎏DA、不快指数は78.5となります。

不快指数とは、蒸し暑さを表す指数です。

気温と湿度から算出していますが、風速が含まれていないことから体感とは必ずしも一致しません。

でも、参考にはなると思うんです。

不快指数と体感の違いは上イラストの通りです。

80が『やや暑い』と『暑くて汗が出る』の境界線。

77.4と78.5という値は微妙ではありますが、不快感は伝わると思います。

また、絶対湿度にも注目して貰いたいんですよね。

絶対湿度は空気中に含まれている水蒸気量を示しています。

相対湿度は同じ72%でも、絶対湿度は16.4g/㎏DAと17.1g/㎏DA(その差0.7g/㎏DA)になっています。

この差が、露点温度に現れます。

露点温度とは、結露が始まる温度を言います。

前者は21.7℃、後者は22.4℃。

このデーターは2015年までしかありません。

2018年は、もっと暑く高湿になっている気がします。

異常気象と騒がれていますが、もう異常ではないのかも知れません。

家のつくりも、今年の暑さや高湿度に耐えられるようにしなければならないと思います。

『家のつくりようは夏をもって旨とすべし』

冬を健康・快適・省エネに暮らせる家が出来たら、次は夏ですね。

兼好法師の言葉が、身に染みます。

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