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雨が降るようですね。
湿度が高く、気温が高くない割には不快な朝を迎えています。
こんな日が続くと、カビが心配ですよね。
カビの生育・繁殖には温度・湿度・栄養・酸素が必要です。
各々の適正条件から外れると、生育が阻害されると言われています。
上表は、これらの生育4条件を示したもの。
生育のための最低温度は0℃、最適温度は25~35℃、最高温度は45℃前後となっています。
60℃以上の高温に曝された場合は短時間で死滅するそうです。
空中から捕集した真菌の中から選んだ12種類の菌を7種類の温度で固体培地に接種・培養し、コロニーの成長速度を観察した結果によれば4℃・37℃では成長が遅く、25℃を中心に20~30℃の範囲で成長が早かったそうです。
この4要素を見ると、住み手側が取り組むことの出来るのは『湿度』だけなんですよね。
他の要素を適正条件から除外するのは難しい・・・。
酸素は必要だし、暑いのも寒いのも問題です。
有機物全てが栄養源になるなんて・・・、どうしようもありません。
相対湿度80%がひとつの目安ではあるようですが、好乾性のカビは70%から発育するそうです。
カビ対策、とにかく通風・換気を心掛けるしか無いようですね。
文科省の『カビ対策マニュアル基礎編』というページが参考になります。
お時間のある方は、是非ご一読ください。(かなり本格的な内容です。)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/002.htm
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