blog
先日投稿したプール話の後日談となります。
『FPの家 Y邸』
ポンプを掛けた翌日、残りの水量を確認するために現地を覗いてきました。
期待していたんですが、ほとんど減っていません・・・。
仕方ない、アレをやるしかないな。
用意したのはバケツとチリトリです。
ちなみに水位はおよそ40mm。
ポンプの形状の関係で、排水出来ない深さです。
バケツを水の中に置き、そこにポンプを設置。
チリトリで水を掬ってバケツに入れます。
バケツの中の水が底から40mmを超えれば、ポンプが稼働して排水が始まります。
20分位でしょうか?
ひたすら水掻きを行いました。
作業終了です。
水が溜まった基礎の面積は2.7×3.5=9.45㎡。
深さは40mmですから、体積は0.378㎥(378リットル)になります。
重量は378㎏ですよね。
ここからは、学校の授業で習ったことを思い出しつつ書いてみました。
バケツと水の距離は概ね1.0m。
378㎏の水を1.0m動かした訳ですから、仕事量は378㎏f・mになります。(たぶん・・・。)
この作業を20分行った時の仕事量をWに換算すると、1235W程度にしかならないんですよね。
1.2kWです。
電気代25円/KWhで計算すれば、20分で10円です。
必死に汗かいてやったのに・・・。
ポンプは同じ水量を6.0m動かしています。
文句も言わず、黙々と、楽々にこなしています。
仕事量は2268㎏f・m、7.4kWです。
機械の偉大さが判りますよね。
自分で何が言いたいのか、わからなくなってきました。
水が引いたので、大工さんが基礎の天端に土台墨を書いていきました。
墨に合わせて、基礎パッキンや土台を敷きます。
土台の巾は105mm、基礎の巾は180mm。
基礎のゴツさが目立ちます。
「そんなにゴツくしなくてもいいんじゃないの?」
こんな声を聴くこともあります。
でも基礎の耐久性は『鉄筋のかぶり厚さ』で決まります。
鉄筋のかぶり厚さを大きくするには、基礎の厚さを大きくするのが一番だと思います。
その分、材料費は余計に掛かりますが・・・。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分