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先日、弊社OB宅にお邪魔してきました。
築16年目のお宅です。
南側には見事なグリーンカーテン
しかも、たわわにゴーヤが実っています。
「梯子から落ちないようにしてくださいね。」
挨拶のつもりで声を掛けさせてもらいました。
「実は先日落ちて、腰を傷めちゃたんです。」
「もう、怖くて昇れません。」
「梯子を貸しますから、全部持って行ってくれると助かります。」
「・・・。」
持ち帰って、社員と分けました。
緑のカーテン、流行っているようですね。
でも選ぶ植物によっては、葉が茂る時期が日差しの強くなる時期とずれてしまう場合もあるようです。
色々なページで植物の選び方を書いてくれていますので、参考にするといいでしょう。
https://www.sakataseed.co.jp/special/midori/suitable/
さて、本題です。
何故、お邪魔することになったのか・・・。
エアコンが不調との事でした。
「えっ、3年前に更新したばかりですよね。」
住宅用マルチエアコンを採用していたお宅です。
室外機×1台で室内機×4台を賄っていました。
各階に分岐ユニットが設置してあり、ドレン及び冷媒管を隠ぺい配管しています。
これを室外機×2台で室内機×4台を賄うプランに変更し、更新したのが3年前でした。
不調の連絡を戴き、メーカーのメンテナンス部隊に修理依頼をしていたんですよね。
でも、メーカー担当者から電話があったんです。
「ガス漏れが原因と思われます。」
「そうですか、ガスを充填してくれたんですよね。」
「はい、しました。」
なにやら、歯に物が詰まったような物言いです。
「2階の分岐ユニットからガス漏れしている怖れがありかもしれません。」
「えっ!分岐ユニットって断熱材の中ですよ。」
「掻きわけていかないと見れません。」
「どこにあるかわからないし、見られないんですよね。」
「天井点検口あるでしょ?」
「覗けばわかると思いますよ。」
どうも、点検口の上に上がりたくない様子です。
「立ち会って、指示を戴きたいんです。」
という訳で、以前に施工して貰った業者と同行する事になりました。
問題の壁掛けエアコンです。
時々、効かなくなるらしい・・・。
室外機をばらして、圧縮器に問題がないか調べているようですね。
先日充填したガスは抜けていないようです。
私達は、小屋裏の分岐ユニットの調査を開始しました。
天井点検口を明け、小屋裏に侵入します。
当時のブローイング厚さは250mm、大分沈降していますね。
200mm位しかないところもあります。
その分、梁の天端がはっきりとわかり歩きやすかったけど・・・。
セルロースファイバーをかき分け、配管をチェックしましたが、ガス漏れはありませんでした。
メーカーの方にもご確認いただき、問題なしの判定です。
???
わざわざ、職人連れてきているのに・・・。
でも、配管および分岐ユニットに問題ないのがわかっただけ良かったのかな・・・。
「別の問題ですよね?」
室外機を調べた結果です。
コンプレッサーに問題はないようです。
膨張弁は冷たくなっているのに、そこから先の配管は冷たくありません。
どうやら、膨張弁以降の配管に問題があるようですね。
室外機を持ち帰り、調査することになりました。
なんで、こっちを調べてから電話くれなかったんだろう?
そうすれば、呼び出されることも無かったのでは?
室外機が原因かなぁ-とは考えていたそうです。
でも修理に費用がかかるし、分岐ユニットが原因の可能性もあるし・・・。
取り敢えず、工務店側に対応してもらおう!
という事だったみたいです。
「どう対処するつもりなの?」
上司と相談した結果、渋々室外機の修理を行う事を認めました。
もちろん無料です。
でも修理の間、エアコンが使えません・・・。
お客様は納得してくれましたが・・・。
2系統に分けておいて良かった・・・。
少なくても2階は使えます。
メンテナンス担当者曰く
「今年は色々な現象が出ています。」
「初めての事ばかりです。」
「明らかに今までとは違いますね。」
工事業者もうなずいていました。
やっぱり、今年の暑さは異常なんですね。
エアコンが直るまでの間だけでも暑くならない事を願います。
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