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アセットフォーの3連休2日目。
数回に分けて『湿気』にまつわる話をご紹介していますが、まだまだ続きます。
④水蒸気を含む空気がその露点温度以下の材料に触れると、空気中の水蒸気が凝縮して液体になります。
この現象を『結露』と云いますが、『水蒸気を含む空気』を『湿流』と置き換えても構いません。
結露した材料に吸湿性があれば、結露水はその内部に吸収され材料の含水率が上昇し、木材などは腐朽被害を生じることもあります。
また材料に吸湿性がなければ表面結露となり、材料表面を濡らすとともに場合によっては材面を汚したり、カビが生えたりします。
もし結露が壁や床などを構成する材料同志の境界面(例えば外壁の断熱材と下地材の間)あるいは材料内部で発生した場合には、これを『内部結露』と呼び、建築における結露の中でももっとも厄介な現象として嫌がられています。
外からの発見が遅れるばかりでなく、このような内部結露によって材料の耐久性や断熱性が損なわれることがあるからです。
続く・・・
安全で長持ちする木の家 耐久性が住宅を変える
安藤直人・今村祐嗣・中島正夫 著
株式会社ラトルズ 刊
より一部を転載させていただきました。
posted by Hoppy Red
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