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昨日の拙ブログの付録となります。
写真は、弊社の過去の『室内空気環境測定』の結果をまとめたファイルです。
厚さにして30mmくらいでしょうか?
何件分あるのかな?
その中の1件を任意に抽出してみました。
まずは『測定バッジF』、ホルムアルデヒドの濃度となります。
原本はカラーなんですが、控えにつき白黒となっています。(見苦しくてすいません。)
採取器具は、アドバンスケミカルセンサー社製バッジ№F-138548。
分析方法及び分析装置等は、割愛させていただきます。
対象物質の空気中濃度は0.02ppmとなっています。
ちなみに、各国・各機関の気中濃度基準は以下の通り。
WHO・・・0.08ppm
日本・・・0.08ppm
ドイツ・・・0.10ppm
スウェーデン・・・0.10ppm
オランダ・・・0.10ppm
カナダ・・・0.05ppm
また、気中濃度と知覚症状の関係はこんな感じです。
0.08ppm・・・WHO・厚労省指針値。
0.2ppm・・・臭気を感じるが、すぐに慣れる。
0.5ppm・・・明らかに臭気を感じる。
1~2ppm・・・目や鼻に刺激などの不快感が起こる。
3ppm・・・刺激による苦痛を覚える。
5~10ppm・・・目・鼻・喉に強い刺激がある。短時間耐えられる限界。
10~20ppm・・・涙・咳が出る。深呼吸が困難になる。
続いて『測定バッジV』、トルエン・エチルベンゼン・キシレン・スチレンの濃度となります。
採取器具は、アドバンスケミカルセンサー社製バッジ№V-70877。
分析方法及び分析装置等は、割愛させていただきます。
対象物質の空気中濃度はそれぞれ以下の通りとなっています。
トルエン・・・0.01ppm未満
エチルベンゼン・・・0.01ppm未満
キシレン・・・0.01ppm未満
スチレン・・・0.01ppm未満
ちなみに『0』ppmという報告は無いそうです。
つまりこの値は『気中濃度ゼロかもしれない』値ということになります。
以下に弊社が測定バッジを購入している企業のページを貼っておきます。
http://www.mcet.co.jp/service/analysis/environment/room.html
興味のある方は、是非ご覧ください。
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