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アセットフォーの定休日は、毎週水曜日。
そして第1・3火曜日も休みます。
祝祭日だって休みますよ・・・。
だから今日はお休みです。
次の火曜日は営業日、そして水曜日は定休日。
つまり飛び石連休なんです。
先週は、月~水曜日の3連休でした。
なんか休み過ぎ・・・。
申し訳ないなぁー、なんて感じてしまいます。
さあ、気を取り直しましょう!
今日も『木』の話です。
安全で長持ちする木の家
耐久性が住宅を変える
安藤直人・今村祐嗣・中島正夫 著
ラトルズ 刊
から、一部を引用・抜粋させていただきました。
木材の腐朽に対する抵抗性を意味する『耐朽性』は、辺材(白太)について言えば樹種間にほとんど差はありません。
どの木も腐りやすい・・・。
一方、中心部の心材(赤身)は辺材に比べて耐朽性が高く、また樹種によって『腐りやすい木・腐りにくい木』があるんです。
心材の耐朽性は、樹種ばかりではありません。
樹齢・育林方法、あるいは産地による違いが大きいことも報告されているんです。
上表は、建築に用いられる木材の耐朽性を心材に限ってランキングしたものとなります。
木材の耐朽性に最も関係が深いのは心材に存在する抽出成分と云われています。
ベイスギが腐りにくいのはポリフェノール類。
ヒノキの耐朽性はテルペンの一種、ツヤプリシン。
その中でも抗菌性の高いβ-ツヤプリシンはヒノキチオールと呼ばれています。
タイヒ・ヒバ・ネズコという木に含まれていることで有名です。
我が国の建築に利用される針葉樹材で一番腐りにくいのはヒバでしょう。
ヒノキよりも耐朽性が高いと云われています。
木材の耐朽性の大小は経験的あるいは実験的な評価によって知られていますが、「実際に何年腐らないか?」という問いに答えることは容易ではありません。
それは使用される地域や使い方・その場所の環境条件により、劣化速度が大きく左右されるからなんです。
アフリカ産のボンゴシ
オーストラリア産のジャラ
南米産のイペ
これらは、高耐久性樹種と云われている木です。
またウリンという木は、インドネシアやマレーシアで水上住宅の杭に使われ『鉄木』と称されています。
高温・多湿の熱帯地方で何十年経ってもビクともしない木といえるでしょう。
でも、天然林から供給されるそれらの木の蓄積量には限りがあります。
その上、成長速度も大変遅い。
決して持続可能な資源とは言えそうもありません。
『腐りにくい木』と言っても、過度な依存は思わぬ事故に結びつくことだってあります。
やはり木材の利用に当たっては、持続的に生産される木を設計・処理・保守により長く使っていくことが重要と思われます。
やはり日本で使うなら、国産材ということなんでしょうか?
ヒノキ・ヒバ辺りが無難ってことなんですかね。
posted by Hoppy Red
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