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静かな日曜日。
世間様は3連休の中日なんですね。
天気も良いし、のんびり出来そうですね。
今日は、お客様の家にお呼ばれしました。
築18年、2×4工法の3階建て専用住宅。
弊社のOBではありません。
しかも、施工エリア外・・・。
お世話になっている『FPの家』グループの工務店で家を建てたお宅なんです。
メンテナンスに困っているそうです。
ホームページを探り当て、弊社に連絡を戴きました。
通常であれば、お断りしています。
車で25分位かかりますから。
でも、同じグループで家を建てたOB宅。
工務店の名前を聞いて、ハハーン、ナルホド・・・。と思いました。
十数年前に倒産した工務店なんです。
こうした場合には、グループ内の工務店が代わりに対応するのがグループの慣習なんです。
そして、一番近い工務店が弊社です。
知らんぷりする訳にもいきません。
実際に、弊社エリア内にある『倒産した元グループ工務店』のメンテナンスも行っています。
最初の電話は、外装リフレッシュの見積依頼でした。
「時期が来たらお願いします。」
と云われたものの、未だに声を掛けてもらえません・・・。
そして2回目の電話は、電気配線のトラブルでした。
電線劣化によるショートです。
工事業者を手配し、すぐに解決。(良かった・・・。)
そして3回目の電話は、水道配管のトラブルです。
キッチン排水から水が漏れてくる・・・。
原因は油汚れによる配管詰まりでした。
工事業者を手配して、無事解決。(これまた良かった・・・。)
そして今日は、キッチンセットの更新に関するご相談です。
まずは、ショールームに行ってもらう事に。
ついでにと云われ、見せられたのがトイレの建具でした。
ドア面材が思い切り凹んでいます。
うっかり蹴っちゃったのかな?
丁番やドアハンドルを見て、建具メーカーを特定しました。
住建産業(現ウッドワン)ですね。
ソフトアートのCB色だと思われます。
ある程度お買い求めの時期も分かるので、製品の特定も可能かと思われます。
メーカーに相談して、同じ建具をつくって貰えればラクチンです。
交換もすぐにできますしね。
建具屋さんに頼むこともできますが、製作費・施工費を合わせると金額が跳ね上がってしまいます。
調べてから、連絡することにしました。
庭に連れてこられて見せられたのが、上の写真です。
穴が開いています。
いきなり開いたそうです。
「以前、井戸がありませんでしたか?」
聞いてみました。
「ありました。」
「隣の団地が建ってから枯れてしまったので、埋めてもらったんです。」
納得です。
砂で埋めたんでしょう。
でも、息抜き管がありません。
息抜きは、井戸は生きている→埋めたら苦しいじゃん→竹を入れて息が出来るように・・
というまさに気休めなことから始まっているようです。
単なる気休めのような気がします。
でも、「中に腐食性ガスが充満して破裂しないようにするのが目的」という話も聞いたことがあるし・・・。
ちなみに弊社では、息抜き管の施工は必ず行っています。
井戸は地下水脈に繋がっています。
地下水位が上下すれば、埋めた土だって、それに合わせて流れてしまうでしょう。
少しづつ埋戻した土が流れていたんでしょう。
表面だけを残していた地面が、ある日パカッと穴を明ける。
たまにある現象です。
説明すると、安心したようです。
埋めるかどうか考えてみるそうです。
別に困っていないそうです。
倒産した工務店の話になりました。
潰れた事もご存知なかったようですね。
「〇〇建設さんのお蔭で、本当に苦労しましたよ。」
「そうか-。潰れる直前だったから、資金繰りが大変だったのかな?」
「下職の入り方が変だったし、意志の疎通が出来ていなかったんだよね。」
「もう、頼りにしないと決めていました。」
「そう、潰れたんだ・・・。」
びっくりした事がひとつあります。
ご主人が北海道に単身赴任した際に、FPの家を知ったそうです。
FPの家を建てたい!
そしてFPの家のホームページを見て、声を掛けたのはナント弊社だったんです。
ご自宅を訪ねた当時の営業マン(当時は営業マンがいたようです。)は元気に言ったそうです。
「すいません、弊社の施工エリアから外れています。」
そしてカタログを手渡し、言ったそうです。
「〇〇建設にご紹介していいですか?」
そして、〇〇建設とのトラブルが始まります。
えっ、きっかけは弊社なの
急に申し訳なくなりました。
なんとか罪滅ぼしをしないと・・・。
こんな事って、あるんですね。
posted by Asset Red
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