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朝、玄関を出ると『寒さ』にびっくりする事が多くなりました。
無暖房の我が家ですが、まだまだ暖かいんです。
服装が難しいですよね。
冬服を出すタイミングが掴めない・・・。
ぼやぼやしていると、すぐに寒い冬になっちゃうのかも・・・。
じつは私、暑い夏よりも寒い冬の方が好きなんです。
暑いのは苦手だけど、寒いのはそれほど苦になりません。
でも、健康を維持してくれる免疫力は体温が下がると低下するそうです。
反対に体温が上がると血液の流れがよくなり、免疫力が高まります。
血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。
その血液の中には免疫機能を持った白血球が存在します。ガードマンと云えるでしょう。
日夜、体の中の異物を監視してくれます。
だから体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、ガードマンの働きが悪くなる。
もし体内に異物を発見しても素早く駆除してくれず、ウイルスや細菌に負けて発病することも・・・。
低体温の原因の9割は筋肉量の低下と考えられているそうです。
ノルウェーの研究には、身体活動習慣と心血管に起因する累積死亡率を調査したものがあります。
約1000人の中年男性を16年間に渡って追跡したものです。
これによれば、日頃から運動する習慣がある『身体活動の活発な人達』の16年後の心血管に起因する死亡率は約3%でした。
一方、普段あまり運動をしない『身体活動の不活発な人達』の死亡率は約10%と大きな差が出ています。
つまり、運動をすればいい・・・。
わかってはいても、中々出来ないんですよね。
私だって、そうです。
でも、そんな方々に良い方法があるそうです。
ズバリ
『暖かい家』に住むことです。
「えっそれだけ・・・」
次のような調査報告があります。
山口県で行われた、住宅の温熱環境と居住者の活動量の関係性についての調査です。
家にいる時間が1日の3/5以上という人を対象にしています。
断熱性が低く、1日の居間の温度差が10℃あると、1日当たりの歩数が1376歩減るという結果になっています。
また今と寝室の温度差が10℃以上ある住宅に住む人は、1日当たりの歩数が1356歩減ることもわかりました。
つまり、室内が暖かい方が活動量が増えるわけです。
活動量が増えれば、筋肉量も増えます。
筋肉量が増えれば、体温が上がります。
では、体温が上がるとどうなるでしょうか?
例えば・・・
基礎代謝が上がり、太りにくい体になるかも
ストレスに強く、病気になりにくい健康な体になるかも
新陳代謝が活発になり、細胞レベルから若々しくアンチエイジングできるかも
エネルギーを消費する体になり、内臓脂肪の解消・メタボ対策になるかも
血行がよくなり血液量が増え、細胞に十分な酸素と栄養が供給されるので・・・
骨そしょう症の予防に
腸のぜん動運動が活発になり、便秘や大腸がんの予防に
脳の血行がよくなり、記憶力低下や認知症の予防に
効果は筋肉量に応じて変わると思います。
でも、『暖かい家に住むことが健康への近道である』ことは間違いないようですね。
posted by Asset Red
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