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今日と明日はアセットフォーの定休日。
ゆっくりと身体を休ませていただきます。
昨日は、社員とミーティングを行いました。
社員数が少ないため、定期的には行っていません。
時間が出来ると、声を掛け色々な話題を話し合います。
昨日は、弊社の建物の仕様や納まりについて話し合いました。
何の問題もなく、ずーっと続いている部分もあります。
問題を残しつつ、決めかねている部分もあります。
新たな問題が見つかり、即変えなければならない部分だってたまにあるんです。
そうした部分は、みんなで話し合います。
方向性を決め、具体的な仕様・納まりを検討する。
スピードが要求されますし、当然価格・品質も問われます。
昨日は、ずーっと問題視していた部分の納まりや仕様を変更する決断をしました。
価格アップにはなるけど、お客様にとって良い結果を生むのは間違いありません。
ただし、設計者の負担も増えます。
能力アップだってしてもらわないとなりません。
何のことだかチンプンカンプンですよね。
具体的には明かせません。
30年近く地域に密着した展開をしていると、色々なことがわかってきます。
例えば、23年前の建物の換気システムの風量を測定してみたり。
築18年の家の設備更新で、壁の中や小屋裏を覗いたり・・・。
平均寿命が28年くらいしかない日本の木造住宅ですが、キチンと施工した建物であればもっともっと長持ちします。
では、どこをキチンとしなければならないのか?
どうキチンとすれば、どの位持たせることが出来るのかが分かって来たような気がします。
トライ&エラー
大事だと思うんですよね。
そして情報交換、これも大事です。
ただ、知っていても意味がありません。
『根っこの部分は外さない。』
でも、それ以外の部分はどんどん追及して改善していく姿勢が大事だと思います。
色々と試していた納まりがあるんですよね。
問題なさそうなので、正式にスペックインしようと思います。
でも、まだまだわからないことだらけ・・・。
50年超の建物はどうなんだろう?
設備更新は当然として、電気配線や水道配管は問題ないのかな?
無垢の建材と新建材の違いは?
初期投資を抑えたい気持ちはわかります。
でも、メンテナンスコストを考えることも大事だと思います。
最初に手を打っておけば、余計なメンテナンスコストを省くことが可能だからです。
つまり耐震性や断熱・気密性能と同じ。
省エネ・快適に関しては、よりわかりやすく伝えるためのツールが充実してきたように思えます。
でも、ライフサイクルコストについてはまだまだです。
仕様や納まりにも10年・20年・30年と耐久性(メンテナンス性)がランク分けされ、それを選べるようになればいいですよね。
長期優良住宅は、入口に過ぎません。
もっと工夫をしなければ、本当の長持ち住宅にはならないと思います。
そんな家づくりのための工夫をし続けたいと思います。
せっかくの休日なのに、朝から堅い話を書いてしまいました。
posted by Hoppy Red
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