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11月11日は『ポッキーの日』
1が並んでいる様がポッキーに似ているからですよね。
ポッキーなどの甘いお菓子ほ食べない私には、どうでも良い記念日のひとつです。
今日は日曜日の為、現場作業はお休みです。
午前中のOB宅訪問以外は、溜まりに溜まった事務作業をひたすらこなしました。
そう言えば昔は、日曜・祝祭日の作業なんて当たり前に行っていましたよね。
それがいつの間にか日曜日の作業を行わないようになり・・・。
祝祭日の作業も行わなくなり・・・。
場合によっては、土曜日の作業も行えないなんてことも・・・。
現場の残業も、かなり少なくなったと思います。
渋滞の少ない早朝に来て、掃除。
朝8時~10時まで仕事して、お茶の時間。
お昼を挟んで、午後3時にお茶。
6時まで仕事したら、後片付け&清掃。
仕事が捗らなければ、残業。
こんな感じだったと思います。
作業者からの要望と云うよりも、近隣からの要望の方が大きいんですよね。
今でも、やりたいと言う大工さんが多いように感じます。
だって実働時間が減ってくれば、当然1日当たりの作業量も少なくなります。
例えば請負金額200万円の現場を受注した2人組の大工さんの場合です。
1月当たりの勤務日数は、日曜日×4日を除いた26日になります。
1日当たりの勤務時間を8時間とすれば、計208時間です。
1か月半(39日)で大工工事を完了することが出来れば、一人当たり100万円/312時間ですから時給は3205円、日給であれば25641円となります。
でも祝祭日が1日、土曜日が4日も休んだとすれば、1か月の日数は21日。
当然、1か月半で工事は終わりません。
7日分増えて46日掛かる計算です。
時給も日給も変わりません。
でも、年間に請け負うことの出来る件数は確実に減ることになります。
前者であれば8件で1600万円、1人当たりの年収は800万円。
後者は7件で1400万円、1人当たりの年収は700万円。
この差って大きいですよね。
実際には、こんなに稼いでいる大工さんは少ないと思います。
ちなみに、この中にはガソリン代や車・道具の償却費・保険費用等が含まれています。
昇給も期待出来ないし、天候や怪我で休業になっても補償なんてありません。
若いうちは、技術の向上で効率が上がるでしょう。
でも段々身体が動かなくなり、効率が下がります。
働けるうちに働きたい・・・。
その気持ちもわかります。
残業が出来れば、取り戻すことも可能なんですが・・・。
もっと稼げるようにしないとなりません。
魅力あふれる職業にならなければ、大工さんになりたいという若者もいなくなります。
現実問題として、大工さんの数は確実に減っています。
「今時、大工になる人間なんていないよ。」
なんて嘆きも聞こえてきます。
昔の大工さんって、憧れの対象だった気がします。
「ボクも大きくなったら、大工さんになる!」
なんて子供がたくさんいましたよね。
大工さんの復権!
どうしたら、良いのでしょうか?
緊急課題だと思うんですが・・・。
posted by Asset Red
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