お風呂の事故

我が家の場合、お風呂掃除は私の役目です。

毎夜入浴前に掃除を行い、毎週水曜日に気合を込めて掃除します。

この時に大活躍するのが塩素系カビ取り剤です。

塩素系漂白剤とも云います。(以下、カビ取り剤)

駄目なんですよね、カビの臭い。

鼻がムズムズして鼻水が止まらなくなります。

だから、カビが生えないようにする訳です。

昨日もこれを行いました。

でも少し、やり過ぎたようですね。

掃除中、咽てしまったり、目がチカチカしました。

その後、なんとなく胸が痛い・・・。

深呼吸をすると、咳が出ます。

便利なカビ取り剤ですが、さすがに使い過ぎはマズイですよね。

ご存知のようにカビ取り剤は、汚れを分解・殺菌する効果がとても高いです。

カビ取り・漂白・除菌の3点で非常に優れていますが、その反面で危険性もかなり高くなり「混ぜるな危険」と表示されています。

この「混ぜるな危険」の意味、皆さんはちゃんと知っていますか?

「カビキラー」などのカビ取り剤は、酸性の洗剤と混ぜると刺激臭のある有毒な黄緑色のガスを発生します。

これにより主婦の方が、死に至った事もあるようですね。

酸性の洗剤と云えば、トイレ洗剤を思い出すでしょう。

でもキッチンにあるお掃除アイテムだって危険です。

例えば、お酢・重曹・クエン酸なども酸性なんです。

だからカビ取り剤と一緒に使うと危険なので止めましょう。

また近くにないことを確認してから使用するようにしてください。

でも「混ぜるな危険」と書かれているんだから、混ぜなければ良いんでしょ?

いえいえ、単独でも危険みたいです。

一番多い事故がコレです。

窓を閉めたまま、換気扇を回さずにカビ取り剤を使って気分が悪くなってしまう。

狭い空間で換気をせずに使用すると、発生した塩素系ガスの濃度が高くなることがあります。

こんな時、空気中の炭酸ガスと塩素系ガスが反応し、有毒なガスが発生するんです。

また塩素系のガスは空気よりも比重が重いので、発生したガスは低い所に流れます。

しゃがんだり膝を付いた姿勢での清掃は、危険なので避けた方が良いでしょう。

では、塩素系ガスを吸ってしまうとどうなるのでしょうか?

症状はどのくらいの量吸ってしまったかにより異なりますが、以下のような症状があらわれようです。

①気管支傷害(呼吸困難)

②咳の発作喉の痛みや腫れ

③肺水腫

④嗅覚障害気分の悪さ(頭痛、息苦しいなど)

⑤皮膚のただれや刺激

⑥目への刺激

私の場合は、②&⑥でした。

症状が落ち着くまで、安静にするしかないようです。

それでも体調が戻らなければ、医師に相談してください。

とにかく、換気を心掛けるしかないようです。

他の洗剤等と混ぜたりせず、単独で使いましょう。

低い姿勢をするな!

とありましたが、コレは無理ですよね。

ゴシゴシする時、低姿勢は当たり前だと思います。

マスクをするのも良いかもしれません。多少は緩和されるかも?

年末の大掃除、どうしようかな・・・。

posted by Asset Red

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