blog
練馬・板橋の天気はパッとしません。
曇天、今にも雨が降ってきそうです。
『スケルトンリフォーム A邸』
どうにか、年内にお引渡しする事が出来ました。
工事完了前の写真ではありますが、こんな建物でした。
高台に建つ木造2階建てです。
骨組を残してリフォームにすることで、耐震強度を高め、省エネ性能も向上させることが出来ました。
昨日は室内が冷えていて、1階床も冷たくなっていました。
今日の引渡しに備え、昨夜からエアコンを25℃にて稼働。
建物全体を暖めておこうと思ったんです。
朝一番にスイッチoffしました。
サッシは樹脂アルミ枠にアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを入れました。
天井・壁ともに吹付ウレタン、床は硬質ウレタン成型板としました。
気密施工にも力を入れています。
でも、躯体が凸凹で隙間だらけ・・・。苦労しました。
その結果は写真の通りです。
サッシは若干温度が低くなっているものの、床・壁・天井は万遍なく暖かくなっています。
1階トイレも問題無し。
天井扇でリビングの暖かい空気を引張っています。
一見すると青くて寒そうですが、ちゃんと18℃以上を確保しています。
1階ユニットバスも、ご覧の通りです。
換気扇の調子が悪く、あまり空気が引っ張れなかった分、床の温度が低くなっています。
2階トイレも問題ありません。
むしろ温かすぎるかも・・・。
2階洋室も大丈夫。
1階リビングと同様にシャッターで防火を取っているので、ガラスに網は入っていません。
ガラススペーサーだって樹脂製です。
比較的スペーサー部分の温度が高いのは、そのせいかも知れませんね。
心配していた玄関も、思った程悪くありません。
キッチンもまあまあでした。
床断熱と壁断熱の取合い部分が青いのが気になります。
リビングエアコンの風が辺りにくいからなのかも知れないけど・・・。
もう少し時間が経過してから撮ってみたいですね。
立会前の時間を利用して、火災報知器の取付も行いました。
この場でご紹介するのは、もしかして初めてかも?
その様子をご覧ください。
今回採用したのはパナソニック社製のワイヤレス連動タイプ。
煙探知型親機×1
同子機×3
熱感知型子機×3
の5台です。
箱を開けると
取扱い説明書
簡単準備ガイド
ワイヤレス連動マニュアル
が入っています。
そして本体と取付用の台座
もちろんバッテリーも同梱されています。
まず、台座を外してみます。
そしてバッテリーを接続します。
左が煙感知型、そして右が熱感知型となります。
熱感知型はキッチンに、煙感知型は各居室に、そして親機は2階廊下に設置します。
それぞれにバッテリーを接続したら、続いて5台の火災報知器を連動させる為のエントリーを行います。
親機の裏には2つのボタンがあります。
でも子機には1つしかありません。
親機の登録ボタンを押しながら、子機(熱・煙)×4台の登録ボタンを順番に押すだけですから登録作業は簡単です。
ボタンを押すたびにピッという確認音がするので、鳴ったことを確認しつつ次のボタンを押していきます。
4台全ての登録が終わったら、親機の登録ボタンから指を話せばエントリー完了です。
エントリーを終えた5台の火災報知器です。
それぞれが火災を感知する機能を持っています。
そして感知すれば、他の報知器と連動して火災を知らせる報知器になります。
取付けは簡単です。
用意するのはドライバー×1本だけ。
同梱されているビス×2本で台座を取付け場所に留め付けます。
ここに本体を固定するだけですから簡単です。
本体にある爪を台座に合わせ、軽く回せば固定できます。
取付け完了です。
試しに紐を引いてみれば
「テスト中です。」
の声が4回聞こえます。
そして
「子機4台です。」
の声が聞こえれば問題ありません。
もう一度、紐を引けばテスト完了です。
紐を引く代わりに、ボタンを押しても良いんです。
紐が恰好悪いと感じる人は、紐を取ることをお勧めします。
但し、高い所に取付けてあるので手が届きません。
孫の手かなんかを用意する必要があるでしょう。
バッテリーの寿命は10年です。
寿命が近づくと、お知らせしてくれるようですね。
そうそう、誤作動を含め火災の報知を止める時には、紐を引くかボタンを押す必要があります。
やっぱり紐をぶら下げておいた方が良さそうですよね。
どれか1台の紐を引けば止まりますから、目立たない場所を選んで紐を下げておきましょう。
「バッテリーは市販されているんですか?」
以前メーカーに確認したところ、こんな回答を戴きました。
「10年も経ったら、本体を交換した方が良いと思います。」
「交換用のバッテリーは割高になると思いますし・・・。」
ですよね・・・。
でも取付けを考えると、台座だけでも流用できると良いんですけど。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分