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先日、拙ブログにて火災報知器の設置について書かせて戴きました。
文中で煙感知および熱感知式があると書かせて貰いましたが、今回はこの2つについて書いてみたいと思います。
煙は煙草の火の不始末や電気器具の異常加熱、天麩羅鍋火災等の火災の極初期段階から発生します。
発生した煙は、燃焼熱による上昇気流とともに上昇し、天井にぶつかり、天井面に沿って水平に流れます。
感知器を天井面に設置することで、これらの煙を感知することが可能となります。
いったん炎が上がると、火災の拡大は急速に早まります。
よって煙を早期に発見する事は、非常に有効という訳です。
煙には、水蒸気・燃焼生成物や燃焼できなかった炭化物などが含まれています。
段々濃くなることで視界が遮られたり、呼吸ができなくなったり・・・。
煙が光を遮ったり、散乱させることを光学的に捉えたり、煙が微粒子であることを利用し煙を感知するのが煙感知器です。
感知する方法により以下の3種類に分かれます。
①光電式スポット型感知器~光を使って感知器に到達した煙を感知し、一定の濃度以上になると作動します。
②イオン化式スポット型感知器~感知器内の煙粒子をイオン化(荷電)することにより検知し、一定の濃度以上になると作動します。
③光電式分離型感知器~送光部と受光部を空間内の両端に設置し、空間に拡がる煙を光を使って検知し、一定の濃度になると作動します。
つづく・・・。
posted by Asset Red
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