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今年もあと少し・・・。
現場も押せ押せです。
『FPの家 T邸』
瑕疵保険会社による躯体検査を行いました。
いまさら、瑕疵って何?なんて人はいないと思います。
でも念のため・・・
例えば、住宅を新築する時は建築基準法が定めた耐震性能を確保しなければなりません。
もし、出来上がった住宅がその性能を満たさない状態であれば『瑕疵』に当たります。
この場合、売主または請負業者は無償補修により必要な性能を確保する義務があります。
そして、義務の生じている期間は引渡しの日から10年となっています。
でも9年経って瑕疵を発見し、工務店に連絡を取ってみたら倒産・廃業していた・・・。
なんて事もあるでしょう。
そんな時、倒産した工務店に代わり瑕疵を補修する際に役立つのが瑕疵保険なんです。
保険申込後に、建築士の資格を持つ検査員が瑕疵そのものを予防するために保険対象部分の検査を行うので、一定の品質を確保できます。
ここて云う重大な欠陥とは、耐震上重要な『構造耐力上主要な部分』と、雨漏り等を起こさないための『雨水の浸入を防止する部分』の基本的な性能を満たさない状態をいいます。
そして検査は一般的に基礎配筋時、そして躯体完了時の2回行われます。
こちらの現場では、既に基礎配筋時の検査に合格しています。
そして今日、躯体完了時の検査が行われました。
やって来たのはJIOの検査員です。
早速足場の上に上がり、外壁合板の仕様や釘の種類、そして留付間隔を確認しています。
今回も、ノダのハイベストウッドを採用しました。
釘を留め付ける位置と、倍率毎の釘の種類が書いてあるのでわかりやすいんですよね。
こんな写真を撮ることが出来ました。
ハイベストウッドの間に釘が刺さっています。
コレ、ハイベストウッド同志がぴったりとくっつかないように、わざと刺しているんです。
ちなみに縦目地は2~3mm、横目地は5~6mm間隔となっています。
ゆっくりと上まで上がり、屋根下地を確認しています。
急勾配の屋根を見ても、微動だにしません。
さすがに慣れているようですね。
建物の中に入り、躯体の様子や耐力壁の配置・仕様・接合具および接合金物の施工状況を確認しています。
検査時間は30分程度でした。
いつもよりも時間を掛けてくれたと思います。
問題なし。
年明けに防水検査を受ける予定です。
検査員の方、お疲れさまでした。
来年もよろしくお願いします。
posted by Asset Red
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