中間検査、完了です。

昨日、屋根工事が無事終わりました。

葺き終わった屋根と雪止め金具の写真です。

そして換気棟の写真、端から端まで換気棟が取り付けられています。

玄関部分には断熱処理が行われ、その上にコンクリートが打設されました。

屋根工事が完了したので、ようやく中間検査の申し込みが出来ます。

前以て用意しておいた書類を持ち、区役所の窓口を訪ねました。

久し振りの建築指導課です。

建物も新しくなり、雰囲気が全然変わっていました。

若干戸惑いましたが、なんとか申込み完了。

早速、午後一番で検査をしてくれる事になりました。

現場に来たのは、構造担当の2人でした。

色々とレクチャーしながら検査を進めています。

構造材の寸法をいちいちコンベックスで測って確認したり、図面をくるくる回しながら梁の位置を確認したり・・・。

いつもは民間の確認検査会社にお願いすることが多いんですよね。

でも、今回は久々の区役所でした。

前回の完了検査では、意匠・構造・設備の3人が一緒に来てくれました。

検査時間は30分くらいだったかなー?

今回は、2人掛かりでみっちり1時間です。

そして、その後・・・。

意匠担当の女性が2人みえたんです。

構造担当の2人とは別に検査を始めました。

そしてさらに1時間程度、みっちりと確認していました。

先輩職員がレクチャーし、若手がコンベックスを当て、数字を読み上げる。

こんな時間が続きました。

「北側斜線が厳しいので、軒高や軒の出寸法を当たりましょう。」

と言っていましたが、外に出ようとしません。

「窓、開きますよね?」

「いえ、滑り出し窓なのでたいして開きません。スリガラスで見えませんし・・・。」

「足場に登って戴くのが一番確実だと思います。階段もありますよ。」

「・・・。」

「しっかりとした足場ですが、やはり安全を重要視したいと思います。」

結局、窓の隙間から見ていました。

「大丈夫ですよね?」

「はい。」

そう言えば、屋根に誰も上がりません。

男性職員なら上がれるのでは?

そう思いましたが、口には出しませんでした。

工事完了を確認してからでなければ、検査申込みを受け付けてくれないのに・・・。

終わってなくてもばれないんじゃないの?

なんて思ったりして・・・。

最後に、建物と隣地境界までの寸法をキチンと測っていきました。

足場と建物が寄っているので、年中ヘルメットを足場にぶつけています。

「狭くて大変ですね。」

「いえ、ここは広い方だと思います。もっと歩くのが大変な現場も多いんですよ。」

「・・・。」

色々と追加の資料を要求されましたが、現場の方は進めて良いそうです。

まずは人安心です。

でもどうして民間と行政でこんなに対応が違うんだろう?

要求される図面や書類も違うし、検査のタイミングや確認する内容も異なっています。

「すいません、いつもは民間ばかりで不慣れなんです。」

最初に謝ってしまいました。

「ええ、みんなそうですよ。」

行政に依頼する方は少ないそうです。

気密テープを貼ったり

窓枠を取付けたり

日曜日の見学会では、色々な施工が見られると思います。

ウレタン迷路も届きました。

でも、天気が心配なんですよね。

雪が降るかもしれません・・・。

posted by Asset Red

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