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保険の世界に『ハインリッヒの法則』という考え方があるそうです。
一人の事故者がいた時には、「そんなに大事故ではないけれど、小さな事故を起こしている人」が29人。
そして、その裏には「事故こそ起こしていないけれど、事故を起こしそうになった経験を持った、または”危ない!”と思った瞬間を経験した人」が300人いる可能性があるという法則です。
「ひとつだと思わずに色々な可能性を考えよ」というのがハインリッヒの法則です。
家庭における主な不慮の事故の年齢別死亡数を示したグラフとなります。
注目して欲しいのは、一番上の『不慮の溺死及び溺水』です。
この法則に基ずくと次のようになります。
私達がきちんと家を造らないから、寒さで亡くなっている人が年間数万人。
お風呂だけでも年間4000人超亡くなっています。
さらに亡くなってはいないけど、脳梗塞などで半身不随になったり、そのまま寝たきりになっている方は5万人以上いる。
お風呂で気絶して怪我をして病院に行った人が80万人以上いたとしても不思議ありません。
これって、ヒートショックが原因ですよね。
暖かい家をつくれば無くせる筈です。
でも現実は、この通り・・・。
75歳以上の高齢者の溺死死亡率の国際比較となります。
日本がダントツです。
いかに日本の家が寒いのかを示していると思いませんか?
医療費の国際比較データーがあれば、もっとわかりやすいと思います。
相当違う筈です。
エコハウスはなぜ儲かるのか?
~工務店から始まるエネルギーシフト~
今泉太爾 著
㈱いしずえ 刊
から、一部を抜粋させていただきました。
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