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良く行く、弊社近くの居酒屋さんでの話です。
お風呂の温度の話題になったんです。
浴槽に張る温度が45℃との事、びっくりしました。
ちなみに我が家の場合は39℃です。
マンションの一人暮らし。
遅い時間に帰宅すると、家中が冷え切っているそうです。
お風呂に入って身体を暖めたい気持ちはわかります。
その位の温度にしないと、寒くて仕方ないそうです。
「まだ若いからいいけど、気をつけた方が良いよ。」
軽く注意喚起をさせていただきました。
入浴時の血圧変動を示しています。
よくある、寒い脱衣室&浴室の場合です。
暖かい居間から寒い脱衣室に移動し、裸になる事で急激に血圧が上がります。
体温低下を防ごうと、血管収縮が起きるので当然の結果だと思います。
寒い浴室に入ると、余計血圧は上がります。
そして浴槽に浸かり、体が温まると、血管は拡がり血圧は急速に低下します。
一時的に低血圧状態となり、ひどい場合は失神に至ります。
この時に湯温が高いと、熱中症と同じ症状が出るそうです。
汗をかいていても、お湯の中ではわかりずらいですよね。
溺死に至るケースもあるそうです。
また、起立時に低血圧失神する場合もあるんだとか・・・。
湯温が高い程体温は素早く上昇し、高齢者になるほど危険性は高まるそうです。
入浴前にシャワーを使い、床や壁を暖めることをお勧めしました。
脱衣室に電気ストーブを置き、暖房するのも良いでしょう。
とにかく温度差を無くすことを心掛けましょう。
70台男性に高断熱住宅と低断熱住宅の自宅での生活を比較してもらった調査結果です。
居間と脱衣室の室温差と、入浴後の体表面温度や心拍数の変化との関係を調べたそうです。
暖かい家では居間と脱衣室の室温差がちいさくなっています。
当然体表面温度の差もちいさくなっていて、入浴時の心拍数に至っては暖かい家の方が20%も変動がちいさくなっています。
心臓への負担も軽減していると思われます。
居間の温度を浴室並みに下げるなんてあり得ません。
よって、脱衣室&浴室の温度を高めることになります。
内窓の設置もいいと思います。
断熱マットを敷くのも効果的です。
浴室暖房、良いですね~。
やれる対策から始めましょう。
すぐやることをお勧めします。
posted by Asset Red
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