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雪が降らなくて良かった。
早朝の雪掻きも覚悟していたんですが・・・。
今朝は、FBで見掛けた記事からスタートします。
https://grapee.jp/620080?fbclid=IwAR2xRveibz3HqdX1IrgxZZzqvgYrE8b3QyFr9tKTp-AlVI_MNEryQzaAdvo
元ネタは『チョコレートは明治♪』です。
気になる方は、上記サイトをご確認ください。
2018年、オーストラリアの大学にて、GI値に関する興味深いテストが行われました。
GI値とは、“食後の血糖値の上昇度を示す指標”で、この値が55以下のものが低GIとされています。
被験者となる男女10名に
『チョコレート効果 カカオ72%』71g(糖質25g相当)
『チョコレート効果 カカオ86%』103g(糖質25g相当)
という2種類を摂取してもらい、GI値を測定したそうです。
結果は次の通り。
『チョコレート効果 カカオ72%』を摂取した後のGI値は29
『チョコレート効果 カカオ86%』でのGI値は18
また、摂取後の血糖値の上昇がおだやかで、一定時間経過しても血糖値が安定していました。
食品ごとにGI値を比較したグラフを見ると
コーンフレークが81
フライドポテトが63
バナナが51
となっていて、『チョコレート効果』がいかに『低GI食品』であるかが分かります。
チョコレートを全く食べない私にとっても、少し気になる話題です。
そんなに健康効果が高いのなら、ウィスキーのお供に食べてみようかな?
なんて思います。
チョコレート=甘い物=身体に悪い
なんてイメージありましたよね。
でも違っていたそうです。
昨今の調査は、色々な思い違いを正してくれます。
以前にこんな情報を知った時は、正に『目からウロコが落ちる』思いでした。
これ、少し古いんですが平成17年の『脳血管疾患の都道府県別年齢調整死亡率』です。
以前は『脳血管疾患の原因は、塩分の摂り過ぎが原因』と云われていました。
今でも、そう思っている方が多いですよね。
北国の人は漬物や味の濃い味噌汁を毎日食べているから・・・。
確かに様々な減塩運動のお蔭で、東北地方の脳血管疾患は年々減少しています。
それなりに減塩運動の効果はあったと云うことでしょうか。
でも世界で最も塩分を摂取している我が国が世界一の長寿国であり、イギリスなど欧米の低塩国が20位くらい。
日本に次いで塩分摂取量の多い中国は80位程度と云いますから、塩分摂取量以外の何かが原因では?
なんて思えませんか?
例えば東北地方と同じように漬物や塩蔵魚・魚卵などを摂取する北海道では、男女とも脳血管疾患患者が少ないことが注目されています。
確かに塩分の摂り過ぎによる高血圧症が脳血管疾患の発症に及ぼす影響は大きいものの、急激な室内の温度変化(ヒートショック)が直接的な原因であることが、様々な角度から調べた結果わかりました。
2重サッシもしくは複層ガラスサッシを採用した住宅の普及率を示した図となります。
普及率の高い地域≒断熱性能の高い地域と仮定すれば、北にいくほど暖かい家であることがわかります。
先程の地図分布と近い気がしませんか?
そうなんです。
北海道に脳血管疾患が少ないのは、いち早く住宅の高断熱・高気密化を実現したことが原因なんです。
冬季でも無暖房で自然室温が高く、室間温度差が小さい住環境がヒートショックを防いでいたと思われます。
反対に温暖地でありながら、脳血管疾患の多い高知県や鹿児島県では住宅の断熱・気密性能に問題があることもわかっています。
脳血管疾患を防ぐためには、地域を問わず家中の室温を10℃以上にする必要があります。
できれば、19℃以上にしたいところなんですよね・・・。
posted by Asset Red
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