blog
今日の練馬・板橋は春のような陽気です。
いつもより湿度は高いし、気温も高い。
おまけに曇空がだんだんと晴れてきました。
上着を着ていると暑いので、作業服姿で現場を巡回しています。
『FPの家 T邸』
只今、防音施工の真っ最中!
1階の1部屋だけなんですが、とにかく凄いんです。
ボードを張っても張っても終わりません。
床はたいした事ないんです。
土台&大引の上に厚さ100mmのFP床パネルを敷き込んだ上に、厚さ9mmの遮音マットを敷き並べます。
と言っても、元々FPパネル自体にある程度の遮音性能があるんですよね。
しかも、気密施工もしっかりとしているし・・・。
ちなみに突き付け部分の白い物は気密遮音コーキングです。
こんな物を充填しています。
そしてその上に、厚さ18mmの無垢フローリングを張って完成です。
間仕切り壁にはPE製の吸音材50mmを2重に充填。
この上に厚さ12.5mmの強化石膏ボードを張ります。
外壁側にも一部にだけ同じ吸音材を1枚充填しています。
写真では上だけですが、FP壁パネルの内側に、ちゃんと床まで施工しています。
テレビを設置する壁となります。
その他はFP壁パネルの上に厚さ12.5mmの強化石膏ボードを張りました。
その上にコレを張るんです。
裏面に突起のついた制振材が貼られた石膏ボード、遮音パネルと云います。
耐力面材を張ってある壁であれば、この時点で3重張りです。
張っている途中を撮ったので、断面がよくわかると思います。
そして、この上にオトカベと云われる厚さ12.5mmの吸音パネルを張ります。
合計3重張り、コンセント穴から3枚のボードの小口が見えると思います。
表面にブヅブツ穴が明いているんですよね。
おまけに、裏面に高密度遮音シートが貼られています。
目地にパテ処理をした後、紙クロスを貼ります。
天井にも、厚さ50mmのPE製吸音材が2重に敷き込まれています。
その下に厚さ15mmの強化石膏ボードを張り、さらにその下に厚さ12.5mmの遮音パネルを張ります。
そして、さらにこの下にオトテンを張ります。
張り上がりはこんな感じです。
そして、こんな断面をしています。
スピーカー配線の為の切り込みを見れば、3枚の小口を見ることが出来ます。
しばらく前から、罹りきりで作業を行っています。
もう少しで終わると思います。
防音ドアも設置するし、ダクトから音が伝わるのを防ぐために換気システムも別系統としました。
もちろん、防音タイプの第1種換気扇です。
これだけ、しっかり施工すれば音漏れもかなり少ないと思います。
posted by Asset Red
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分