床の補修

今日は日曜日、現場はお休みです。

午前中は新規お客様対応、そして午後はOB宅に伺ってきました。

ご入居後、無垢床に干割れが発生したようです。

現場を確認してみると、確かに割れています。

こちらのお宅では『ハンノキ(アルダー)』の床材を採用しました。

足触りが軟らかく、暖かい床材なんですが、傷に弱いのが弱点です。

乾燥にもあまり強くないようですね。

専門の補修業者をお勧めしましたが、簡単な補修で構わないと仰るので私が補修することになりました。

用意したのは、写真の道具です。

黄色いのが乾電池式鏝、赤いのがヘラ。

そして茶色の棒状の物が補修材です。

この補修材、熱を加えると軟らかくなります。

乾電池式鏝のスイッチを入れ、先端を当てると融けて液体になるんです。

これを割れ目に数滴垂らします。

手持ちの補修材と床の色が違う為、2つの補修材を合わせて調色することにしました。

溶かした2色の補修材を混ぜ合せ、ちょうどいい色になった所で、鏝先端の平らな部分を使って平らに均します。

少し乾いたら、ヘラの腹の面を当てゴシゴシと擦ります。

ヘラの腹は洗濯板のようになっていて、擦ると盛り上がった余分な補修材が取れるんです。

先端の尖った部分と使い分け、平らに均せば補修完了です。

お施主様も、補修方法を覚えたいとの事。

道具の使い方や補修のやり方を説明しつつ、行いました。

表面もツルツルになったし、色もまあまあだと思います。

作業時間は10分程度でしょうか。

その後、お茶をご馳走になりながらお話を聞くことができました。

色々と工夫されているようですね。

日射取得・エアコンの稼働時間や温度設定等々。

とにかく快適とお褒め戴きました。

隣近所の評判も上々との事。

「アセットフォーで建てると良いよ。」

宣伝もしてくれているそうです。

いつも、ありがとうございます。

何かあれば、遠慮なく申し付けてください。

すぐに駆けつけます。

posted by Asset Red

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