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今日の練馬・板橋は雨・・・。
本当にイヤになっちゃいます。
『FPの家 S邸』
雨養生のお蔭で、作業は続けられていますが・・・。
雨の合間を縫って、野地板の上に下葺材も施工しておいたのは正解でした。
お蔭で、雨が漏れることもありません。
今回もウルトの透湿ルーフィング『ウートップサーモNDプラス2SK』を採用しました。
3層構造のシート自体が釘穴を塞ぎ、漏水を防ぎます。
一般的な下葺材はステップルで留めるんです。
でもこの下葺材は、接着剤が付いているので施工も楽チン!
ステップルの穴が断然少ないので、ステップル穴からの漏水もありません。
巾が1.5mもあって継手も少なくなるので、安心です。
通常の下葺材は90cm巾が普通です。
そして、1本当たりの重量は23㎏もあります。
でもウートップは1巻16.5㎏しかありません。
大きくても軽いから、運ぶのが楽なんです。
専用テープの『ユラソールサーモHT』の耐熱温度は、ウートップ同様120℃になっているので屋根の上でも大丈夫!
何より、水蒸気を通すのが良いですよね。
野地板が腐るのを防いでくれます。
現場の様子です。
既にFP床パネルの充填も完了し、その上にはネダノン合板が敷き込まれています。
間柱・半柱、そして外壁合板&FP壁パネルにも高濃度ホウ酸水溶液がたっぷりかけられました。
白い粉が見えるでしょ?
胴差し上のFP壁パネル。
胴差し下のFP壁パネル。
どんどんと入れられていきます。
ネダノン合板と際用パッキンの間には、現場発泡ウレタンが充填されました。
そして、その上に構造金物が取付られていきます。
ネダノン合板の継ぎ目には、アルミ気密テープが貼られました。
柱間にはウレタンも充填。
同様に排水管の廻りにもウレタンを充填済みです。
この後、ウレタンの表面を平らに切削し、アルミ気密テープを貼ります。
これからしばらくは、FP壁パネルの施工と気密&ウレタン充填が続くんですよね。
地見な作業がひたすら続きます。
そうそう、高濃度ホウ酸による木材劣化対策工事も無事終わりました。
玄関には、写真のようなシールが貼られています。
オレンジ色の丸は、充分な濃度のホウ酸が浸透した木材にボレイトチェッカーを散布した際の色見本なんですよね。
シュッシュツと散布して、数分待ってもこの色にならなければ『雨による溶脱』もしくは『濃度の足りないホウ酸散布』があった事になるんです。
ホウ酸の効き具合が目でわかるなんて、良いですよね。
塗れば安心ではなく、しっかり濡れれば安心なんです。
晴れたら、早速試してみたいと思います。
そして後は、雨に濡れないように注意する事が肝心です。
posted by Asset Red
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