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断熱材でしっかり保温されたVVFケーブルに10A程の電流が流れると、銅線は計算上60℃程まで加熱されることになります。
40℃以下の使用環境で、電線の寿命は20年から30年。
それ以上の温度では更に寿命が短くなると日本電線工業会は言います。
つまりウレタン断熱材の中に電線を入れてしまえば、20~30年後の電線交換の際に大変な思いをするかも知れません。
えっ
この話を聞いた時は、本当にびっくりしました。
これ、昨日の投稿です。
現在、築23年のFPの家を建て替える『FPの家/建て替え計画』を実施中です。
そして今、解体工事の真っ最中!
だから、ウレタンパネルを貫通する電線及びCD管と、その廻りの現場発泡ウレタンの様子を確認する事が出来ます。
そして、ついでに電線の状況や電線廻りのウレタン状況を確認する事も可能。
見ないなんて、勿体ないですよね。
電線を引っこ抜いて、よーく見てみました。
全く劣化は見られません。
ウレタンパネルに開けられた穴を覗いてみても、同様です。
劣化無し、変色もありませんでした。
良かった・・・。
無論、配線胴縁の施工の必要性を否定する材料にはなりません。
でも、心配事がひとつ減ったのは確かですね。
今度は、より高温になる筈の引込ケーブルと、その廻りのウレタンの劣化を確認したいと思います。
追記です。
引込線も確認してきました。
写真右端が引込線です。
ケーブル廻りのウレタンを撤去すると、こんな感じです。
現場発泡ウレタンも特に劣化した様子はありません。
ケーブルを引っこ抜いて、劣化の有無を観察してみました。
特に問題なし!
外から見た穴の様子です。
変色及び劣化はありません。
中から見ても同様です。
電線を断熱材の中に埋めても問題無いのかな?
でも、念のため配線胴縁の採用は継続するつもりです。
posted by Asset Red
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