ガラスの歴史

今日は日曜日。

昨日の雨はたいした事もなく、今日は晴れるようです。

でも、現場はお休みなんですよね・・・。

今回は、ガラスについて書かれたものをご紹介したいと思います。

以下、建築技術 刊/断熱建材協議会 著/断熱建材ガイドブック より転載させていただきます。

ガラスという言葉は、オランダ語のGlasに由来すると云われています。

日本語にはガラスを意味する言葉がたくさんあり、古くは瑠璃(るり)とか玻璃(はり)と呼ばれていました。

16世紀に入ると、ビードロやギヤマンなどとも呼ばれています。

瑠璃・玻璃はインドから中国を経てきた言葉と云われ、ビードロはポルトガル語のVidro、ギヤマンはオランダ語のDiamantからきているようです。

時代と共にガラスは一般的に使われるようになり、現在に至ります。

硝子と書いてガラスを意味するようになったのは、原料に使う硝石から当て嵌めたもので、明治初年に官営品川硝子製造所に使われたことから由来しているそうです。

透明・不燃で、木などの有機材料と比べて耐久性に優れた性質を持つ板ガラスは建築物に無くてはならない材料と言えるでしょう。

ガラスが建築に用いられた歴史は古いが、それ以前にも宝装飾品として、あるいは食器などの器として用いられていました。

建築素材としての板ガラスは『内と外とを遮断しながら、光線や眺望を得られるもの』として貴重な材料と言えます。

光を通す材料は他にもありますが、透視性に優れた材料と言えば、これに勝るものはありません。

古くから人間の生活に溶け込んだきたガラスの歴史年表を以下に示します。

この表を見ると、びっくりします。

ガラスの歴史って、弥生時代に遡るんですね。

でも思い起こしてみれば、古墳の副葬品の中にガラス玉がありました。

古墳好きの私にとって、ガラスって意外と近い存在なのかもしれません。

省エネと言えば、高性能ガラスですしね・・・。

posted by Asset Red

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