良かった・・・。

昨日の夕方、セルロースファイバー(SF)の施工の件で施工店社長が弊社を訪ねてくれました。

問題解決です。

案ずるよりも産むが易し、というところでしょうか。

施工を2回に分け、早いタイミングで立上り部分の吹込みを行うことにして貰いました。

その際の工事費増はないそうです。

施工する側としても、簡単&確実な施工が出来る方が良いからです。

良かった・・・。

弊社では、SFを壁に施工する事はありません。

天井に密度25Kを施工するのみ。

だから55KのSFを施工するなんて初めてなんです。

色々と聞かせて戴きました。

壁施工における不織布の存在って大きいんですね。

SFに含まれる空気の存在が、密度を高めようとすると邪魔になる。

気密シートで覆ってしまえば、シートが膨らむだけで密度は高くなりません。

でも不織布であれば、空気は抜けSFだけが壁内に残る訳です。

なるほど・・・。

ついでに気密シート施工の要・不要を質問してみました。

ハッキリ答えてくれましたよ。

気密シート施工は必要です。

関東の工務店に多いそうですが、不織布だけで気密施工を行わないSF施工は色々な部分で不具合を起こします。

せっかくのSFが効果を発揮することが出来ず、残念な施工になるでしょう。との事。

確かに防露施工が無くても、壁内結露は起きにくいそうです。

仮に起きていても、断熱層には18%程度のホウ砂が添加されているのでカビることはありません。

そうそうこのホウ砂、混じり方にムラがあるそうです。

比重の関係で、下に多くなるとの事。

確かにそんな気がします。

でも、某社のホウ酸入り現場発泡ウレタンよりはマシですよね。

アチラは、発泡倍率が高い分ムラだらけな訳ですから・・・。

水蒸気の状態であれば、SF内の湿気は、多少の断熱性能低下を招くことはあっても不具合には繋がらないそうです。

でも水滴になってしまえば大問題!

断熱材を交換する必要があるそうです。

昨日の拙ブログで書かせて戴いた『吸放湿性能の差』については、お答え戴けませんでした。

そう言えば不思議ですね?

吸い込んだ湿気よりも吐き出す湿気の方が大きいということは、その差分だけ断熱材自体に残るのかな?

そんな事、考えてもみませんでした・・・。

との事。

調べてくれるといいなぁー。

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