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今日の練馬・板橋は春らしい陽気。
作業をしていると軽く汗ばむ位です。
電気・換気・空調設備業者が配線・配管工事をしている横で、それらの防水処理を行いました。
例えばコレ、CD管の防水シート貫通部です。
管径が小さいから、施工が面倒なんですよね。
そこで、こんな専用部材を採用しています。
その名も『ゴームパッキン』、中央に穴の明いたゴム製のシートです。
CD管を穴に突っ込み、奥まで押し込みます。
後はゴームパッキンの廻りを防水テープで貼るだけという簡単施工です。
下から貼り始めます。
そして横→横。
最後に上のテープを貼って完了です。
自然給気口のスリーブです。
ここには、こんな部材を使います。
その名も『ドームパッキン100』、予め100Φ用の穴が明いているので助かります。
この穴にスリーブを挿し込み、破れないように慎重に被せます。
穴が管径よりも小さいので、延ばしながら被せるのがコツとなります。
奥まで押し込んだら、ゴームパッキン同様に廻りをテープで貼ります。
テープを貼る順番が大事なんです。
以前はエアコンや換気ダクトなど、管径の違うものにもコレを使っていました。
ただし穴は100Φ用の為、そのままでは使えません。
穴明け加工の無いものを用意して、現場で穴を明けるのが面倒なんですよね。
そこで今回は新しいものを用意しました。
その名も『ストレッチガード』、デュポンの製品です。
前々から使ってみたいと思っていました。
でも、別の製品がまだ余っていたので・・・。
まずはココで試してみました。
レンジフード排気ダクトです。
150Φのスパイラル管にセラカバーを被せて、断熱材を貫通させています。
弊社の採用する断熱材は可燃材に当たりますから、当たり前の施工なんです。
でも、注意しないと漏気が起こる可能性大なんです。
まず初めに管廻りに防水テープを貼りました。
これも下から順に上へ貼り上げていきます。
ストレッチテープを適当な長さにカット。
剥離紙の小さい方を剥がします。
折り目がついているので、剥がす前に折っておく事をお勧めします。
折った状態で、粘着部をダクト周りに貼り付けます。
そして、大きい方の剥離紙を剥がし
防水テープに貼り付けます。
ストレッチタイプなので、意外と貼りやすいですよ。
なるべくシワが寄らないように貼るのがポイントです。
エアコンスリーブの場合には、防水テープを貼らずそのままストレッチテープを使いました。
簡単です。
レンジフードの給気ダクトも同様です。
以前使っていたストレッチテープと違って、粘着力が強くて伸縮性が高いので施工性が良いですね。
防水シートとの相性がいいんだと思います。
全てのこうした防水層貫通部の防水処理が終わったら、瑕疵保険の防水検査を受けなければなりません。
そろそろ、検査申込みをしないといけませんね。