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以下、環境市場新聞2019年春季第56号からの抜粋です。
2018年11月、世界気象機関(WMO)は2017年までの観測結果をまとめた『温室効果ガス年報第14号』を公表しました。
年報はWMOの要請に基づき日本の気象庁が運営する『温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)』によって世界中で観測されたデーターが集収・分析され、その結果を元に作成されます。
主要な3つの温室効果ガスの2017年の世界平均濃度は、いずれも観測史上最高を更新しました。
そのうち最も大きな比率を占める二酸化炭素(CO2)は405.5±0.1ppm(ppmは大気中の分子100万個中の個数)で、前年から0.55%(2.2ppm)も増加。
工業化(1750年頃)以前の約278ppmと比較して146%に拡大しています。
年報ではその原因を『主として化石燃料の燃焼とセメント生産及び森林伐採とその他の土地利用変化からの放出による結果』としています。
CO2に次ぐメタン濃度は1859±2ppb。(ppbは大気中の分子10億個中の個数)
前年から0.38%(7ppb)増加。
工業化以前は約722ppbでしたから、その257%に達しています。
3つ目の一酸化二窒素濃度は329.9±0.1ppb。
前年から0.27%(0.9ppb)増加。
工業化以前は約270ppbでしたから、その122%になっています。
年報は、2018年12月にポーランドで開催された国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)で配布され、基礎資料として用いられました。
温室効果ガスの世界平均濃度は、観測史上最高を更新している。
この事実、全然知られていないですよね。
もっと大騒ぎしてもいいのに・・・。
地球温暖化を防ぐためにも、もっと工夫をしなければなりません。
さて、何から始めたらいいのでしょうか?